ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2007-08-31 バネ指について

ばね指といわれる病気があります。腱鞘炎の一種ですが、指を動かす時カックンカックンとひっかかる様な動きをするのでバネ指と呼ばれています。


整形外科では消炎鎮痛剤・ステロイド剤を中心に保存的治療(そのまま様子を見ること)を行い、効果がないようなら手術をするというのが一般的なようです。


このバネ指に漢方薬が有効との発表が10年ほど前の学会でありました。整形外科医で漢方治療に熱心な先生です。トウキシギャクトウを使用した報告でしたので、慢性で炎症もさほど強くないケースだったと思います。


記憶が曖昧なのですが、70〜80%の有効率だったと思います。本来の漢方薬は体質・症状・経過等により、薬を替えるべきなのですが、許容範囲内なら病名で選択する場合もあるのです。


ただ病名だけで漢方薬を選ぶとショウサイコトウでの死亡例のように、とんでもない結果となることもありますから注意が必要です。よく「○○病だけど何がよいか?」と聞かれますが、「体質・症状・経過を確認しないとわからない」と答えるのはこのような理由があるからです。


冒頭に述べたようにバネ指は腱鞘炎の一種ですから、使いすぎが原因と考えられます。日頃指をよく使う人ほど罹りやすいのでしょうが、出来るだけ手指が休める時間を作るように努めてください。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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