ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2007-10-02 円形脱毛症

男性でも女性でも薄毛に悩む人は多くいます。遺伝的な問題や年齢・食生活などが影響するようですが、ストレスが多く関係するといわれる円形脱毛症は、若年者でも襲われる病気です。


円形脱毛症は、文字通り頭髪の一部が硬貨大に抜けるのですが、一箇所で留まらず数箇所ある人や頭全体に拡がる人まで様々です。


これができると男女問わず、精神的な苦痛を覚えます。新たなストレスを抱え込むことになるのです。確実な治療法もないため試行錯誤を繰り返しながら年単位で苦しむことになるので、本人はもとより多くは家族も悩むことになります。


一般的にはステロイドやフロジン液の外用に加え、ビタミン安定剤の内服が行われているようです。毛髪のサイクルを考えると3〜4ヶ月経たないと効果の判定はしづらく、患者治療者共にあせってもどうなるものでもありません。


原因はストレス以外に、フリーラジカル活性酸素)や血流障害・炎症などの関与が考えられています。多くの漢方薬には、フリーラジカル消去作用や消炎作用がありますから、鎮静作用のあるボレイやリュウコツを加えた薬方でストレス軽減を更に計るという方法がよく行われます。漢方的には、腎虚・血虚などの体質がベースにあると思われますから、いろいろな角度から見る必要がありますね。


漢方薬の効果に関しては、学会発表論文報告が示すように有効と判断されます。ただ多くの場合、通常治療がダメで漢方治療に入るケースがありますから、かなり有効と判断できるでしょう。


でも漢方薬も魔法ではありませんから、やはり3〜4ヶ月経たないと効果の判定は難しいでしょうね。ストレスの存在を考えると、自律訓練法などを組み合わせた方が効果は上るでしょう。いずれにせよ皮膚だけを見るのではなく、総合的に全身状態の改善を図る必要があります。


漢方薬・心の病・皮膚病・生活習慣病不妊

新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

http://www3.ocn.ne.jp/~hirohasi/