ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2007-10-10 乳がんの治療について

アグネス・チャンさんが乳がん手術後の記者会見をしたようですね。私の小中学生時代のアイドルですから、いつまでも元気で活躍していただきたいと思います。


乳がんに限らず、ガンの治療において大切なのは早期発見、そして手術による切除が基本です。漢方をやる立場でも、ほとんどの専門家が早期手術を推奨するでしょう。


乳がんの早期手術では、当然の流れとして乳房温存手術が選択されます。乳房温存手術は、手術+放射線療法が基本セット(外科医+放射線科医)となりますが、美容的視点から形成外科医が最後の仕上げをすることも増えているそうです。


形成外科では、手術痕を目立ちにくくしたり、形を整えたり、左右の大きさを揃えたりします。美容的な修正により精神面のコンプレックス解消が得られ、再発予防効果にも繋がる可能性がありますから、重要な治療の一部分を占めるといっていいでしょう。


ただ問題があり、放射線により皮膚がダメージを受けると形成外科治療に支障があるということです。放射線により皮膚は必ずといっていいほどダメージを受けますから、皮膚のダメージを少なくするには、放射線の量を少なくするか、手術で大きめに切除するか、などの選択肢しかありません。


これらのことを考えると乳がん治療においては、外科医・放射線科医・形成外科医のチームワークが良い病院を選ぶ方が、高い満足度が得られると思います。地方においては難しいかもしれませんが、患者さん本人にとっては、乳房の仕上がり具合は生死の選択に匹敵するほど重要な問題だと思います。


地方において何ができるかを考えると、情報を常に集めること、早期発見に努めること、が今できる最善策ではないでしょうか。特に出産を経験していない方や太めの方はリスクが高いので注意しましょう。


10月は、乳がんの予防?キャンペーン月間だそうですね。ピンクリボンを見かけたら思い出してください。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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