ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2007-10-16 冷えによる下痢

下痢というよりも軟便なのだが、1ヶ月以上続いているという相談がありました。70代の女性なのですが、医師から処方された薬を飲んでいても変わらないという相談です。


下痢は、基本的に身体にとって不要(有害)なものを排泄する行為です。例えば食中毒を考えればわかりやすいでしょうか。


この女性の場合、今年の暑い時期にアイスクリームを例年以上に食べたそうです。涼しくなるにつれて便がゆるくなり、ずーっと続いているとのことでした。加えて冷えたお粥が身体にいいからとテレビで言ったそうで、冷えたお粥を食べていたそうです。


最近のマスコミは間違いも多いので注意しないといけませんね。いくつかお話を伺った結果、原因は冷えによるものと考えられました。体は冷えを有害と判断したわけで、その結果冷えを下痢(軟便)と共に排泄していたのです。


この場合、冷えが残っていれば下痢止めで一時的に排便を抑えても、薬の効果が消えれば再び下痢が始まります。高齢だったので冷えを自力で解消できなかったのでしょう。それほど強い冷えでなかったために軟便程度で済んでいたのだと思います。


養生と来年の夏の過ごし方をお話して、ケイシカシャクヤクトウという漢方薬を1週間分お渡ししました。現代医学も冷えや熱という概念が加われば、更に有益になることでしょう。それまでは我々のような漢方専門家がこの英知を後世に残し伝える必要があるのです。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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