ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2007-10-19 糖尿病と脳卒中

昨日は医師会館で糖尿病研究会が行われたため参加してきました。メインテーマはタイトルにあるように”糖尿病脳卒中”です。脳卒中は寝たきりの原因になったり、医療費が高額になるため糖尿病の管理や早期発見を通して脳卒中を減らそうとの趣旨です。


糖尿病メタボリックシンドロームと同様、基本的には肥満が大きな原因です。(大部分を占める2型糖尿病のこと)肥満は摂取カロリーが消費カロリーを上回ると形成されます。平たく言うと、食べ過ぎたり運動が少なかったりすると太るということ。


おいしい食事は、労働に対する褒美という面と嗜好の面とを持っており、ついカロリーはオーバーしがちになります。なかなか食事療法が続かないのは、このような理由があるでしょう。


糖尿病専門医も食生活指導に悩んでおり、栄養士会とタイアップして食事指導を行うようにするそうです。栄養・食事の専門家がアドバイスすることで、効果的な食事療法が行われることを期待します。薬剤師は何ができるでしょうか?


糖尿病は血糖管理の目安にHbA1cがよく使われます。網膜症・末梢血管・腎症などの細小血管障害を抑えるには6.5%以下に抑えれば良好とされていたのですが、脳卒中などの大血管障害を防ぐには6.0%以下(ひょっとすると5.8%)が望ましいようです。


かなり厳しい数値になりますが、糖尿病はそれだけ動脈硬化を進め全身の血管を傷つける恐ろしい病気だとの認識が必要なのでしょう。


肥満を改善することは、インスリン抵抗性を減弱させ血糖コントロールを良好に保つのに有効です。肥満に使われる漢方薬もたくさんあり、心理面でのサポートを加えながら、総合的なアドバイスを行うことが私にできることかなと考えられます。


漢方関係の諸学会心療内科学会などに積極的に参加し相談技術を磨き、最新知識を得ながら方法を確認し最善のアドバイスができるよう今後も努力が必要ですね。新たな知識などはミニ講演などを通して、皆さんに還元してまいります。


漢方薬生活習慣病不妊症・心の病・皮膚病

新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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