ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2007-11-02 骨を育てるには

若い女性アスリートの疲労骨折が心配です。骨粗鬆症という言葉が一般的になって久しいのですが、本来頑丈なイメージのある女性の運動家でも骨が悲鳴を上げているということは、どう考えるべきなのでしょう。


厳しい運動によって生理まで止まることがあるようです。ダイエットと同じように極端に体脂肪を減らした結果、栄養障害による機能低下を起こしたのだと理解できます。放っておけば将来、妊娠に影響が出る可能性があります。漢方の見方をすれば血虚・脾虚を改善すると良いのだろうと考えます。


また食生活の乱れが影響して、女性全体が栄養のバランスを欠いた結果と考えると末恐ろしいものを感じます。こうでないことを願いたいですね。


どちらにしても若い女性の骨が弱くなっているとすれば、将来骨粗鬆症は現在より多くの患者さんであふれる事になります。今のうちに骨を育てることを意識しないと、妊娠期に後悔し更年期以降は悔やんでも悔やみきれない状況になります。


骨粗鬆症の分野ではドロネート系の薬が普及しており、以前のカルシウムビタミンDに比べその効果は著しいものがあります。でも若い時からドロネート系の薬を使うのには慎重にならざるを得ません。


骨の成長を漢方的に考えると、腎虚・血虚を補うのが中心となります。マンシュウシカの幼角を”鹿茸(ろくじょう)”といいますが、鹿茸は「骨を健やかにする」と古書にあるとおり、成長促進作用や骨折回復促進作用が確認されています。


鹿茸を1日1000mg以上が理想的とは思いますが1日1000円以上になることを考えると、250mg、500mgで継続するのが現実的かなと思います。むち打ち症など神経障害では、1000mg以上の摂取が効果的のようですが・・・。


鹿茸を摂っても、食事内容の見直し・適度な運動は最低限必要なことだと理解してくださいね。新潟県では冬期間日射時間が短くなります。日本海側の地域ではビタミンDの合成不足からカルシウムの吸収が低下していることが予想されますから春から秋にかけて積極的な対策が必要となります。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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