ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2007-11-12 高血圧と漢方薬

高血圧は単に血圧の数値を下げる治療法から、動脈硬化性疾患(脳卒中や心臓病など)を予防する臓器保護を目的とした治療法へと変わっています。


高血圧の多くは原因のわからない加齢性変化による本態性高血圧です。老化や食生活などの生活習慣が原因と見ることもできますから生活習慣病と言われるのです。


漢方薬は自覚症状を中心として体質を漢方的な尺度で評価して決めます。過去〜現在の生活習慣も現在の体質に影響しますから、”生活習慣+自覚症状=体質”として漢方薬を決定します。


漢方薬の臓器保護効果を証明するデータは恐らくないと思うのですが、酸化防止による動脈硬化抑制効果・ずり応力低下による血管内皮保護効果などにより臓器保護は充分期待できるので今後の研究成果を待ちたいものです。


現在の高血圧治療に欠けている部分、ストレスなどによる血圧変化・自覚症状を改善する配慮・抗酸化作用などは漢方薬の方が得意とする分野ですから上手に組み合わせるのが良いのではと最近思っています。


コストを考えるとなかなか両方できないかもしれませんが、漢方薬の特徴・メリットを考慮して使われるといいでしょう。私は以前多忙を極めていた頃、一時的に血圧が上りました。その時は自覚症状からカッコンオウレンオウゴントウと牛黄清心丸を飲んで血圧を下げていました。


どちらも頭に上った血を下げる働きがあり、脳卒中に対して予防的に作用したと思います。脳を保護するには牛黄清心丸・田七人参が、心臓には熊胆・センソが、腎臓には牛黄・田七人参があります。家系や体質によっては降圧薬と一緒に飲めば予防効果がもっと高まると思います。


生活習慣病漢方薬不妊症・心の病・皮膚病

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