ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2007-12-05 インフルエンザと漢方薬

早くもインフルエンザの流行が始まったとテレビで報じていました。タイプはAソ連型、ロシアとの交流が多い北海道で流行しているようです。新潟空港新潟東港などを抱える新潟県も注意する必要があるでしょう。


鳥インフルエンザの人への感染、新型インフルエンザはいつ発生するのか、など不安の種も尽きないのにタミフルの安全性もうやむやになった感があるというのが一般の方の正直な気持ちではないでしょうか。


さて、タミフル報道がされてから10才代だけでなく、10歳以下の小児にもタミフルの処方を控える傾向があります。そしてタミフルに代わり漢方薬のマオウトウを馬鹿の一つ覚えのように処方する医師もいます。


インフルエンザといえばマオウトウ、これは肝炎だからショウサイコトウと同様の使い方で、漢方薬の正しい使い方から外れた誤った使用法といえます。ショウサイコトウを肝炎に使った結果、ショウサイコトウによる薬剤性の間質性肺炎を起こし不幸にも亡くなった方がいるという事実をよく考えるべきです。


もちろんマオウトウで亡くなる人が出るかどうかはわかりません。ただ誤った使い方をすればなくなる可能性が高くなるでしょう。タミフルがダメだからマオウトウという安易な使い方だけは避けるべきです。


ではどんな漢方薬がいいのでしょうか。マオウトウは確かに使いますが、マオウトウ以外にも使える薬はたくさんあります。症状の程度・発汗の有無・罹患日数・咳や食欲など漢方的に情報を集め整理することで適切な漢方薬にたどり着きます。


過去には北海道の本間先生が、最近では横浜の森先生が、インフルエンザに対して一般的治療と漢方治療の効果を比較しています。その結果、漢方薬使用群で治癒が早かったと報告されています。


インフルエンザに対して使う機会の多い漢方薬は5種類程度ありますが、いろいろな状態を考慮すれば20〜30種類の漢方薬を使い分けることになります。いづれにしても漢方薬の基本を知っている医師・薬剤師に相談することが一番大切です。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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