ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2007-12-15 皮膚の痒み

昨日は肝臓の話題でした。肝臓腎臓の病気・糖尿病などの内科の病気でも痒みが生じることがありますが、皮膚の乾燥による痒みについて。


冬は寒いこともあって汗の出が悪い上、皮脂腺からの皮脂の分泌も悪いために、皮膚は潤いにくく乾きやすい状態となります。暖房による空気の乾燥は更に皮膚の乾燥を助長するというジレンマもあります。

女性にとって冬の肌(皮膚)の手入れは保湿に重点を置いたケアをしなくてはいけません。


さて皮膚は乾燥すると痒みを感じやすくなりますが、何故でしょう? 痒みを感じる神経(C繊維)は皮膚が乾燥すると皮膚の深いところから浅いところへ伸びるそうです。浅いところまで神経が来ていますから少しの刺激で痒みを感じるのです。


痒み止めを使用して痒みを抑えても乾燥肌が改善されなければ根本的な解決にはなりません。スキンケアが重要な意味をもつのです。手入れ方法は女性が肌の手入れをするように、水分の補給→水分を保つ、のように行います。当薬局では、保湿ローション→UHクリーム、を基本的なケア用品としておすすめしています。


皮膚の乾燥に対する研究が進みセラミドやヒアルロン酸などを配合した製品も市販されていますが、費用を考えると一部の重症例や顔などに限局的に使うのがベストと考えます。どれを使用するか、どのように組み合わせるかは、ケースバイケースで判断すべきですね。


皮膚の乾燥は、鮫肌のように白い粉が噴いたようになっていれば確認できます。進行すると魚鱗癬といって皮膚も厚く瓦を葺いたように見え、痒みも強くなります。一度だけ相談を受けたことがありますが、弱めのステロイド軟膏も短期間ですが使用するほどでした。


手荒れやアトピー性皮膚炎のケアも、基本的には皮膚の乾燥を適切に対処すればいいのですが、薬の効果を十分に引き出していない(理解不足・提供側の説明不足)ように感じています。


きちんと適切にケアしても乾燥による痒みが治まらないようなら、冒頭に述べたように内科的疾患を疑う必要があるでしょう。でもほとんどは正しく薬を選択し効果的な使い方をすれば良くなるはずです。私を呼んでいただければ講習しますよ。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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