ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2008-02-16 睡眠時無呼吸症候群に関して

昨夜は睡眠時無呼吸症候群(SAS)の講演会に行ってきました。講師は愛知医科大学睡眠科教授の塩見利明先生です。塩見先生は元々循環器科医でしたが、睡眠と不整脈の関係を研究していて睡眠学に入ったそうです。テレビの“世界のスーパードクター”にも出演された有名な先生です。


睡眠時無呼吸症候群JR新幹線運転士が居眠り事故を起こしたことで一般的に知られる病気になりました。細かな診断基準は省きますが、日頃いびきをして眠っている最中に時々いびきが止まる(=呼吸が止まる)ことがあれば可能性は高いでしょう。たかがいびきと放っておかないで耳鼻科・呼吸器科で相談してみてください。


睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、日中の眠気・倦怠感・集中力の低下だけでなく、高血圧や不整脈などの生活習慣病にも影響し、SASの治療だけで高血圧などが治ることも珍しくありません。また重症のSAS患者は短命であることも明らかになっています。SASの治療で流産などの不育症を克服し出産に至ったケースを数例紹介され、影響範囲の広さに驚くと共に不妊相談への応用を考えています。


睡眠時無呼吸症候群(SAS)になりやすい人は、肥満で顎が小さいという体形上の特徴があります。近年は、やわらかい献立が多く食事中の噛む回数が減っているとの報告もあり、顎の発達が悪くなってきています。しかも小児の頃より肥満の傾向がありますからSAS予備軍の人数は年々増加することが予想されます。


学童期の食育および幼児期の食育が、将来のSASや生活習慣病予防に重要な意味を持つこともわかりました。噛まない献立が単純に歯並びに影響するだけでなく、生活習慣病不妊症に関係するとなれば、いろいろな形で啓蒙する必要があるのではないでしょうか。


重度のいびきで悩んでいる方には、専門の医師を紹介します。漢方で対応できるかは不明ですが、可能性のある漢方薬はいくつかあります。また食育の講演依頼は、メールでも電話でもどちらでも構いません。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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