ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2008-03-06 流産を防ぐには 

漢方相談をしていると普通の薬剤師では相談されないようなことを経験します。漢方には何か神秘的なものを感じるのかも知れませんが、流産の予防などもその一つでしょう。我が家も幾度か漢方薬のお世話になりました。


今でも出産はある程度のリスクを伴いますが、衛生観念の乏しかった昔は更なる危険を伴っていたことでしょう。また約10ヶ月間無事に過ごせるように、迷信に近い習慣も今だ名残として残っています。医学的に意味がなくても過去の文化を知るには必要な事柄でしょうし、いくら迷信とはいえ、良いことなら行いたいものです。


さてと、流産の予防に使われる漢方薬はいくつかあります。あまり馴染みがないかもしれませんが、ビャクジュツサン・キュウキキョウガイトウ・トウキケンチュウトウ・ダイケンチュウトウ・・・などでしょうか。


流産の原因として、子宮筋の収縮があります。産科ではウテメリンという薬剤が良く使用されますが、腹部の緊張にはケンチュウトウ類が使われます。冷えを伴うケースではダイケンチュウトウが、オケツがあればトウキケンチュウトウが使われるでしょう。


出血があればキュウキキョウガイトウの出番です。出血を抑えながら子宮筋の収縮を和らげます。胎児の成長が遅いようなケースではビャクジュツサンも使用します。子宮を温め栄養を送る働きがありますので、流産を繰り返すような人は使用されるのがいいでしょう。


これからの時期、花粉症の発作で我が長男は予定日より早く生まれました。花粉症のある妊婦さんは、くしゃみなどで腹圧がかからないように気をつけてください。妊婦さんは漢方薬と言えども薬の使用に抵抗があるでしょう。確かに漢方薬にも妊娠期には避けた方がいい薬もありますが、漢方専門家に相談して納得をしてから使用してください。


妊娠期の健康管理やトラブルに備えた漢方薬は、一つの項目として原典にも記載があります。せっかく宿った小さな命を無事誕生させるために、何か困ったことがあったら悩まず相談してください。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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