ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2008-03-29 ジェネリック医薬品の効き目は?

4月1日から制度が変わって特許切れの薬品なら薬局薬剤師の判断で価格の安いジェネリック医薬品に変更できるようになります。効き目が同等で価格が安いのなら、患者さんも医療費を負担する保険者・国も嬉しい限りです。


年々増加する医療費負担を抑えようと、厚生労働省は医薬分業を制度で後押ししました。結果、分業率は上がり医療機関が薬価差で稼ぐことはできなくなりましたが、残念ながら医療費を下げることは出来ませんでした。


いくつか理由はありますが、医療機関の近くにペアで存在する薬局では「薬の渡し場所」が変わっただけで無駄な薬を減らすことにはならなかったのです。ですからこのようなペアは望ましくないと国も薬剤師会も指導してきたのです。


ですが現実は薬剤師会で音頭をとった人でさえペアで薬局を開設し、取れる指導料は画一的な方法であっても極力請求することで利益を上げています。架空請求ではないですが上乗せ請求と言いたいようなものですね。これでは医療費など下げられっこありません。


いろいろあって私はほとんど処方箋を受け付けていませんが、今回の改訂が医療費を下げる切り札になるか疑問を抱いています。薬剤師側の腕の見せ所といえましょう。


肝心の効き目ですが、数多くのジェネリックメーカーが存在するので品質はピンキリです。薬を製剤にするにはいくつかの工程がありますが、錠剤を作る場合で言えば錠剤が胃や腸できれいに解けるかがポイントでしょう。


薬が溶けるには、原料薬の粒子の大きさ・混合するデンプンなど基剤の種類・錠剤を作る時の形成圧力・・・など多数の因子が関係します。今まで使っていたメーカーと全く同じものを作るのは困難でしょうから、効き方に影響があると思います。


古くからは、「アスピリンならバイエル社の製品が効きがよい」「龍角散は同じ処方でも他のメーカーが作ると効き目が違う」とか言われてきました。もちろん今まで以上の製剤技術で作られるジェネリック医薬品もありますから、ピンキリと言わざるを得ないのです。


しかし一定の技術をどのメーカーも持っていますから、ある程度の効き目は保障できます。病気の重症度によって許容範囲が異なりますが、すべてダメだというつもりはありません。おそらく雨後のタケノコのように多数あるジェネリックメーカーも淘汰されてゆくでしょう。


その時は(何年後かわかりませんが)ジェネリック医薬品は価格が安くて効き目も優れているとなっていることでしょう。プラセボ効果(暗示効果)もあり正確な評価は難しいのですが、ジェネリック医薬品に変更されたら身体の状態をきちんと医師・薬剤師に話すことが重要です。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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