ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2008-04-21 子供のとびひ

土曜日はPTA総会があり、無事(?予定通り)会長に承認されました。PTAが一部の役員で活動する会ではなく、参加された方にメリットを感じてもらえるようにしなくてはと思い、今のところ健康情報を一言添えて話をしています。「出ない方が良かった」「出ても時間の無駄」ではなく「チョットは参考になったかな」と思っていただける方が一人でも増えればいいなと思いながら・・・。


だいぶ温かくなってきました。これから皮膚病相談が増える時期です(増えるといいんですが・・・)。子供に多い皮膚病として、オムツカブレ・あせも・アトピー性皮膚炎・乳児湿疹・脂漏性皮膚炎などの湿疹皮膚炎群、カンジダやタムシなどの真菌症、頭ジラミ、細菌によるおでき・とびひウィルスによる水イボ・手足口病・はしか・水疱瘡、などがあげられます。


今回のとびひは専門的には伝染性膿痂疹といい、細菌(主に黄色ブドウ球菌)が原因です。皮膚を掻いたりアトピー素因があると皮膚のバリア層が弱まり細菌が感染しやすくなります。


黄色ブドウ球菌もありふれた細菌で、鼻や耳の穴から検出されることが多く、鼻や耳をいじった手で皮膚を掻いたりすれば菌を皮膚に植え付けるようなものです。とびひの予防は掻かないことが一番ですね。


それでもとびひになってしまったら。数が少ないうちは抗生物質の塗り薬で対応できますが、5個以上に増えてくると塗り薬だけでの対応は難しいかも知れません。塗り薬だけで対応するためにも早めの発見が重要です。


塗り薬に使われる抗生物質硫酸ゲンタマイシンが大部分を占めますが、耐性菌の報告例が増えているようです。1〜2個と少なくても塗り薬を2〜3日使って効果が見られない場合は、抗生物質を飲まなくてはなりません。


抗生物質の内服は使い方にもよりますが耐性菌を増やしますから、できるだけ早期発見に心がけ塗り薬だけで対応したいものです。塗り薬なら薬局で対応できますが、一応とびひかどうか確認したいので、できるだけ本人を連れてきていただけたらと思います。


でも早期発見の前に予防が大切です。皮膚と手を清潔に保つこと、痒みはきちんと抑えること、がとびひ予防には特に重要と思います。これから外遊びも増え、いろいろトラブルが増えやすい頃になりますから気をつけてください。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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