ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2008-04-22 熱中症に気をつけよう

最高気温が20度を超えるようになり過ごしやすい時期になってきました。家の中にいても寒くなく、外で身体を動かしても暑過ぎず心地よいばかりです。しかし油断をすると熱中症の危険が・・・。


こんな時期から熱中症?と思われるかもしれませんが、気温が22〜23度でも安心できない空間があります。そこは車の中で、先日車の中の赤ちゃんが熱中症で亡くなったとのニュースを聞きました。


JAF(日本自動車連盟)の実験では、気温22度程度でも窓を閉めきった車内はわずか15分で45度位まで上昇することがわかりました。赤ちゃんが車の中で寝ている間にスーパーでちょっとお買い物、この間にグングン温度は上昇しあっという間に40度以上になっているのです。


買い物に迷ったり、知り合いと話をしたりすれば、すぐ30分経ってしまいますから、あわてて車に戻ったら顔を真っ赤にした赤ちゃんが待っていた。なんてことのないように気をつけましょう。脱水で意識がなくグッタリしたり亡くなることもあるわけですから油断は禁物ですね。


また窓を少し開ければ大丈夫とか、クーラーを利かせておけば大丈夫だろう、も安心できません。窓の効果は風の状態に左右されやすくパワーウィンドウの誤操作だって考えられます。クーラーのスィッチも何かの弾みで切れるかもしれませんね。


また最高気温が27度を超えるようになると、車内でなくても熱中症の危険が急激に増えてきます。熱中症により救急車の出動が増えるのも27〜29度だそうですから、4月〜5月は熱中症に気をつけなくてはならない時期なのです。


汗をかきにくい人や高齢者は体温が上昇しやすく、熱が体内にこもり熱中症の危険性が高くなります。高齢者は家の中でも熱中症になりますから高齢者のいる家庭では注意してください。


熱中症対策は小まめな水分補給が有効とされています。脱水予防のためですが、漢方では生脈散が脱水予防や軽い脱水症に使われます。汗が出にくい人には発汗剤が有効ですし、こもった熱を冷ますビャッコトウ類など、熱中症に使われる漢方薬も多くあります。


またゴオウも熱中症に使われます。ゴオウには解熱作用もあるのですが、一番重要な働きは”脳を保護する作用”。高齢者でも乳幼児でも、意識に影響が出る前・病院に行く前・グッタリして心配な時・・・などに救急薬として重宝します。


ゴオウは100mg1000円と安くはない価格ですが、1000円以上の価値は十分あります。脳卒中などで早めにゴオウを飲んだ人は障害が少ないとの報告があり、脳を保護する働きが期待できます。お守り代わりに身近にどうぞ。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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