ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2008-06-09 皮膚の漢方療法あれこれ

金曜日の夜10時に家を出発し昨日の夜10時半ごろ家に帰ってきました。48時間漢方に浸りきった学会でした。仙台学会で行くのは2回目で、1回目は4年前の心療内科学会でのシンポジウム発表でしたから、懐かしい気持ちで行ってきました。


さて今回の学会では、皮膚科疾患・精神神経疾患・疼痛性疾患・産婦人科疾患をメインに聞いてきました。いろいろな成果を聞いてきましたから今後の漢方相談に活かしたいと考えています。


生活の変化なのかストレスの関わりなのか、漢方薬の効き方が悪くなったと感じていました。今、今までの考え方では全く手も足も出ない相談を抱えています。何しろ大学病院でも効果の見られなかった症状が、ようやく少し改善しできたのです。


どうやら安くはない漢方薬を2種類3種類組み合わせなくてはならないような頑固な病気の人(あるいは複雑な病気)が本当に増えてきたようです。今まではそれでも1種類でなんとかできるような相談が多かったように感じていたのですが・・・ね。


皮膚でいうなら、ストレスが原因の気の異常には理気剤・順気剤を組み合わせます。マクロ中心の見かたからマクロとミクロ(皮膚)両方を見る考え方も必要なようです。またオケツというより積極的に活血する生薬を組み合わせることで効果が数段上がったりすることも珍しくないようです。


一時的に費用が高くなることは間違いないのですが、効果が高まり結果的に全体のコストは下がるでしょう。そして早い時期に痒みや皮膚病特有の容姿から開放されることができます。


どちらにせよ相談に来た人に提案できる方法が増えたということは、漢方で治せる範囲が拡がったということです。その意味では今回の学会に参加してきた意義は非常に大きかったのではないでしょうか。


学会の指導医の人にも聞いてきたのですが、なかなか痒みは難しいようで、まだまだ工夫が必要な分野です。それでも新たな方法を取り入れて私なりに工夫してみたいと思っています。


アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬などの皮膚難病相談に応用して、1日も早く精神的・肉体的苦痛から解放してあげたいなと考えますね。ちょっとだけ期待してください。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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