ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2008-06-16 帯状疱疹後神経痛

昨日の日曜日は久しぶりに予定がなく(本当はあったのですが、キャンセルしました)子供をつれて海まで遊びに行ってきました。高3の長男はさすがに一緒に行動しなくなりましたが、・・・。地元の人に教えてもらってモズクを採ってきました、今晩のおつまみです。


さて帯状疱疹の後に神経痛だけ残ることがあります。帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼ばれ難治の神経痛で患者さんも苦しみますが医療者も悩んでいる病気です。局所麻酔薬や神経ブロック・安定剤・・・いろいろ試されていますが、確実な方法は残念ながらないようです。


一度傷ついた神経線維は容易には修復されないということなのでしょう。帯状疱疹は早期に発見して抗ウィルス薬による治療を開始するのが神経の損傷を最小に抑え後遺症であるPHNを予防する、あるいは軽い症状で収める一番望ましい方法だと考えられています。


先週行われた東洋医学会でこの治療に対してヒントになる発表がありました。その発表された先生は鍼灸と操体法も取り入れている方で、帯状疱疹診断後に漢方薬+鍼灸+操体法を早期に取り入れることで帯状疱疹後神経痛をかなり減らすことができるとのことです。


やはり併用療法が早く行われた方が効果は確実だとのことなので神経痛が残った後では治り難いようです。しかし何もしなければ更に具合は悪いわけですから、併用によって一時的にコストが上がっても一生苦しむよりいいのではないでしょうか。


薬局でも円皮針を用いることは可能なので、円皮針+漢方薬で神経の損傷を抑えつつ回復を図り、操体法では気・血の流れを調える(自律訓練法でも同様かと考えます)ことで漢方薬と針の効果を高められると思います。


手ごわい疾患ですからまだまだ一工夫も二工夫も必要でしょうが、今現在帯状疱疹後神経痛で苦しんでいる方の参考に少しでもなれば嬉しい限りです。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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