ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2008-07-10 食中毒時の脱水対策

ほとんどの自治体で乳児・幼児・児童の医療費が無料化されるようになってから、薬局の店頭で小児用の薬が売れなくなっているのではないかと思います。社会保障としての医療費無料化はいいことですが、こんなことも小児科医の負担増につながっているのではないかと心配になります。


子供や老人は少しのバランスの崩れが大きな体調の変化へ結びつきやすく、ノロウィルス・ロタウィルスなどのいわゆる”胃腸のカゼ”で嘔吐・下痢があれば処置室は点滴チューブの林状態になります。


軽度の脱水は水分補給でも充分ですが、下痢や嘔吐では大切なミネラルもたくさん失ってしまいます。その上、吸収も普段より少なくなっているため、電解質異常で重症化しやすいのです。


アフリカなどではコレラなどの下痢型疾患になっても点滴などの処置を受けられずに多くの子供がなくなっていました。”経口補水療法=飲む点滴療法”により手軽に多くの命が救えることがわかり普及してきています。


あなたは下痢などで医師から「ポカリスェットを飲むように」といわれた経験がありませんか?水分と電解質を補給する目的で指示されたのだと思いますが、失った電解質を考えるとポカリスェットでは少し塩分が少なく感じます。


発汗した時よりも下痢・嘔吐ではミネラル(特にナトリウム)を多く失いますから、ミネラルを多めに摂る必要があるのです。


もしあなたが下痢などでポカリスェットを飲むのなら500mlのポカリスェットなら0.5g程度の食塩を加えて飲むことをお勧めします。少し塩辛くなりますがきっと回復が早くなるはずです。


吐き気があって飲めない時は、漢方薬を試してみませんか。吐き気を抑える漢方薬は主なもので数種類あり、かなりよく効きます。食中毒の多い時期です。早めの対処と経口補水療法を忘れずに!


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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