ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2008-10-21 おしゃれ障害に気をつけよう

昨日出勤前に農作業をしていたら頭の上を白鳥が鳴きながら南に向かって飛んでゆきました。冬の使者いよいよ到来ですね。それにしても青空を優雅に飛ぶ白い姿はいつ見ても感動物の美しさです。


いつまでも若く美しくありたいと願うのは女性の自然な気持ちでしょう。化粧品や装飾品で美しく飾ったりするのは本能のようなものかもしれません。最近はエステ等も使用されて美の追求は留まるところを知りません。


しかし肌(皮膚)にとって異物と認識されてしまうこともしばしばあります。多くは接触性皮膚炎(いわゆるかぶれ)として、皮膚が赤くなり水泡ができて痒くなります。肌あれと思われているもののなかにも皮膚病としての皮膚炎が混じっていることも時々経験します。


私はまだ経験していませんが、最近流行のネイルアートではカンジダなどの感染症も報告されています。接触性皮膚炎とカンジダなどの感染症では治療薬が異なるばかりか逆に悪化させることもありますから素人判断は危険です。


このおしゃれ障害が低年齢化してきています。私にはビックリなのですが(おじさんの証拠?)100円ショップなどでも手軽に揃えられるので極端に言えば小学校低学年でもおしゃれ障害を起こす可能性が充分あるのですね。


子供の皮膚は大人に比べ刺激に弱く皮膚炎を起こしやすいので両親が注意する必要があります。東京都の調査では小学生以下の女児の45%が化粧の経験があり、そのうち2.2%で皮膚障害が起きており、非常に身近な障害になっていることがわかります。


おしゃれ障害の多くは接触性皮膚炎ですからステロイド配合の軟膏かクリームを使用すれば簡単に治ります。しかし簡単に治るからと原因を特定させずに、皮膚炎を繰り返していると、皮膚が厚くなったり黒ずんできたりします。


また障害の多くは顔に集中することと子供ということを合わせて考えると、使用するステロイドの強さにも気をつける必要があります。効果が認められる範囲で極力弱いステロイドを使用することが基本でしょう。


私にも小学生と中学生の娘がいますが、基本的なスキンケアの知識を教えておいた方がいいかなと、このブログを書きながら考えています。もちろん難しい話はしませんが、父親の言うことを聞かない年頃ですからね。まぁ、身近なおしゃれ障害に貴方も気をつけてください。

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生活習慣病皮膚科の病気・心療内科相談・不妊症・漢方薬

新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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