ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2008-12-25 葛根湯と肩こり

今回かぜをひいてカッコントウを使う以外にないと思った時があります。汗が出てなく腰痛や軽い関節痛を感じたときです。一般的に言われる”首筋の凝り”はあったと思うのですが腰痛の方が自覚症状としては強く感じていました。一服飲んで寝たら、汗をジワーッとかいて翌朝すっきりとしていましたね。教科書的な治り方をしたと思っています。


明日から本格的に雪が降りそうな予報ですね。そこで近くの土手に生えているクズの根を朝掘ってみました。クズの根はカッコンと言いカッコントウの主役です。薬草の生育環境や枝や根の伸び方は薬草の働きを理解するのに役立ちます。


クズの根は30cmほど掘ると横に伸びています。この横に伸びた根をカッコンと言い、肩の凝りをほぐすのに使われます。もっと深いところに伸びているかと思っていたのですが意外と浅く、カッコントウの肩こりは比較的肩の浅い部分の筋肉のコリをほぐすのだろうと考えます。実際私の経験からも同様に感じています。


明日は彫り上げたクズの根を持って漢方勉強会に行きたいと思います。長岡でも本格的な漢方の継続的勉強会をと思い立ち上げた勉強会で医師と一緒に古典を読んでいる会です。医師からは臨床的な部分を、薬剤師(私)は薬草のありのままの姿を、互いに持ち寄り研鑽しています。古典を読むとあって参加される医師が少ないのが残念でなりません。


冒頭でも述べたようにカッコントウは腰痛でも使うのです。ただしクズの根の走り方からわかるように腰の奥から痛む腰痛ではなく腰の浅い部分の痛みがカッコントウの効く腰痛ですね。今回の私の腰痛も浅い部分の痛みでした。


つまりカッコントウを肩こりに使う場合、コリが浅い場合でないと効きにくいのです。カッコントウは”漢方肩こり薬””漢方カゼ薬”などと気軽に名称がつけられていますが、カッコントウが効く状態を適切に見極めないといけないのです。選ぶ時は上記のことを参考にしてみてください。


昨日は町内の役員として、監査を受けるための決算書類を仕事をしながら作っていました。プリンターの調子が悪く業者にデモ機を借りたり(借りたデモ機もトラブルがあったり)バタバタして結局ブログがかけませんでした。楽しみにしていた方、スミマセンでした。

  --------------------------------------------------

心療内科相談・皮膚科の病気・漢方薬生活習慣病不妊

新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

http://www3.ocn.ne.jp/~hirohasi/

過去のブログの主なものはホームページにリンクを貼ってありますから、見たい記事がありましたら《ひろはし薬局のホームページ→過去のブログ》から探してみてください。

メールは《Re:タイトル》でお願いします

hirohash@seagreen.ocn.ne.jp

講演の依頼に関しては、ホームページに掲載してある講演内容を参考にして、お申込下さい。