ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2009-01-05 C型肝炎と漢方薬

皆様、新年明けましておめでとうございます。一つの区切りとして気持ちを新たに今年を乗り切りましょう。2日にも書きましたが、私は1日は、お寺に年始に行った後町内の賀詞交換会に出席、その後今年の役員さんと事務引継ぎを行いました。


2〜4日は親戚の年始参りを行いながら、時間の合間に年賀状書きと町内会への予算要望書作成をし、バタバタしながら本日を迎えました。去年までは気分転換に漢方書を読んでいたのですが今年は心理書を読んで心理療法の勉強をしていました。今日から仕事始めです。今年もよろしくお願いします。


ウィルス性肝炎にインターフェロンが一般的でなかった頃は肝炎の治療薬には大きな効果を期待できるものはほとんどありませんでした。今から15年くらい前でしょうか、ショウサイコトウという漢方薬肝臓専門医の間で唯一と言っていいほど多く使用されていた時がありました。


漢方的な使い方から外れた使用も多く、副作用で亡くなる人も出たりしたため使用量は急激に減ったものです。特にインターフェロンと併用すると副作用の危険性が高まるため、現在では併用しないよう指導されています。


今日、C型肝炎の患者さんが肝炎の治療を受けている病院とは異なる医院からショウサイコトウをもらったけど大丈夫かと相談を受けました。インターフェロンは使用していないようなのですが、漢方的な見方をすればショウサイコトウは合わない様に感じました。


飲んで具合が悪ければ医師に言って中止してもらったらと言っておきました。現在は漢方薬と言えど100%安全とは言えないことがわかっています。過去の苦い教訓は活かさねばならないのです。


私が肝炎の相談で使う場合は、駆オケツ剤(血流を改善する漢方薬の一群)を中心に考えます。肝硬変への進行を抑えることが可能と考えるからなのですが、実際に肝機能が改善した報告もあり理論的に間違っていないと思われます。


一般的に考えるウコンはケースバイケースでしょう。私は使わない方がいいように感じています。またシジミ・カキなどのサプリメント健康食品鉄分肝臓への影響を考えるとお勧めしません。


紹介したショウサイコトウをC型肝炎に使うことは実際はあるのですが、漢方的に間違った使い方をすると副作用が起こりやすいという内容でした。

今年も安全な相談を心掛けてまいります。よろしくお願いします。

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