ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2009-01-13 ミカンの上手な食べ方

私の住んでいるところでは今冬初めての除雪車が出ました。除雪された雪を片付けるのが雪国の朝の仕事です。毎年のことなので覚悟していたとはいえ、やはり天を恨めしく思うこともあります。ただ、この雪で仕事をしている人がおり、この雪があるから春が余計に嬉しく思われるので、物は見方次第で良い部分も悪い部分もあるということなのですね。


さて、今朝のテレビでミカンが冷え症によいと言っていたので、このことについて一言。多くの漢方家は”ミカンは身体を冷やす果物”と認識しており、冷え症の人には控えるよう指導しているからです。


ただ、テレビをチラットしか見ていないので私の誤解もあるかもしれませんが、考え方を整理してみましょう。ミカンは暖かい地方で育ち木に果実がつきます。一般に温暖地方で育つ物・地上の高いところの物・夏に旬がある物は冷やす働きを持っていると考えられています。


この考えでいくとミカンは冬に旬があるものの木に生り温暖地で育ちますから、冷やす食物に分類されることになります。冷やすと言っても冬に旬があることから、大量に食べたりしなければ大丈夫と考えても良いでしょう。上手な食べ方をすればよいのです。


1日のリズムを考えると、朝から午後にかけて体温は上がり夕方から夜間は体温が下がります。冷え症の人は夕方から夜間のミカンは控えた方がよいでしょうね。ベストの時間帯は午前9時頃から午後3時頃までが、冷え症の人・風邪をひいいている人・高齢者などにとってお奨めです。


食べ方も、焼きミカンがあります。加熱することで冷やす働きを弱めるのです。いま風邪をひいている娘には、鬼のように言われていますが昼間の焼きミカンを1個しか認めていません。ただ治ったら普通に食べてよいと言っていますけど。


テレビではミカンの皮でソースを作っていました。この部分しか見ていないのですが、ミカンの皮は温める性質があります。温めて風邪を追い払う働きもあると考えられています。中身(普段食べる部分)は身体を冷やし、ミカンの皮は身体を温めるますが、これはミカンの仲間の基本的な性質のようです。


ビタミンCの補給で、ミカンを風邪の予防や治療に食べている方も多いことでしょう。上手に食べれば更に効果的になることを覚えておいて下さい。反対にヘタな食べ方をすると、健康を害することも。

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