ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2009-03-17 アレルギー性結膜炎について

東京でのトラウマティック・ストレス学会に参加してきました。参加したことで今までのトラウマ・PTSDに関する認識に気づき今後の相談に役立ちそうです。そして新たなる心理療法との出会いもあり、勉強することが増えてしまいました。


昨日は日本薬剤師会の薬局製剤漢方委員会に出席し、戻った後は長岡市健康センターで”こころの健康づくり”事業報告会とバタバタした日を過ごしました。PTAで参加した報告書を作成するため夜中の1時まで作業をし、少々お疲れモードです。


さて、土曜日の閉局後は「アレルギー性結膜疾患の基礎と臨床〜最近の話題から」と題し順天堂大学眼科先任准教授海老原伸行先生の講演を途中まで聞きました。(町内の公民館に関する作業があり最後まで聞けなかったのが残念です)


花粉症で苦しんでいる人は、花粉飛散の2週間程度前から抗アレルギー薬を使用することで症状を軽くすることが出来るとされています。普通は内服薬の抗アレルギー薬を使うのですが、症状が目だけに限定されている場合は目薬だけでも充分効果があると報告したのが海老原先生です。


花粉が目の粘膜に付着しアレルギー症状を起こすわけですが、マスクと同様メガネの使用で目に入る花粉量は1/3になるとの調査結果があります。ゴーグルのように脇からの進入を防げるタイプなら更に進入量は減少すると思われます。東京にいる間、マスクやゴーグルの使用を見たのですがマスクは多かったもののゴーグルだけは見つけられませんでした。外見上、ゴーグル着用は抵抗があるのでしょうね。


一方コンタクトレンズの使用は目の症状を悪化させることが眼科医から報告されています。使い捨てタイプのコンタクトレンズであってもこの時期の使用は安全上お奨めできないことを知っていてください。


市販されているア○ボンなどの花粉を洗い流す製品について私はお奨めしない考えでいます。目の表面は涙液で覆われており目の表面を乾燥から守っているのですが、涙液表面は薄い油の膜があり蒸発を防いでいます。ア○ボンを頻回に使用することは油の膜も含めて洗い流すことになるのです。


さらに製品に含まれる防腐剤による細胞毒性も繰り返し使用するものなので影響が無視できないでしょう。実際このことを指摘する眼科医もいます。このため私はお奨めしない立場をとっています。


まとめますとアレルギー性結膜炎では、目薬とメガネの使用が基本になります。そこから先は症状の程度や日常生活などを考慮し個々に対応することとなるのです。

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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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