ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2009-04-04 急性アルコール中毒に気をつけて

昨日お客さんから手作りの漬物を頂きました。時々お菓子などの頂き物があり、私も我家で取れた野菜や米をお客さんにあげたりしています。あげたりもらったり、心のつながりを感じながら日々仕事をしています。昨日は漬物で一杯やりながら気持ちよくなりバタンキューでした。


新入社員や新入学生を歓迎する宴会がそろっと始まる頃でしょうか。花見の時期でもあり、何でも宴会の口実になりますね。”百薬の長”なのですから適正飲酒で楽しく飲んでください。


お酒が飲める人にはわからないかもしれませんが、体質的にお酒を受け付けない人やアルコールの分解が悪い人がいます。「日本男子たるもの酒くらい・・・」ではなく、紳士的に品の高い飲み方を心掛けたいものです。


さて、毎年のように急性アルコール中毒で亡くなる方がいます。飲酒関係で救急車出動も増えるようで、社会的に飲み方を考えなくてはいけないと思います。アルコールも他の薬物と同じく脳を麻痺させる薬物だと認識すべきでしょう。


特に若いうちは(かつての私がそうだったように)適切な酒量がわからず、勢いもあって無茶な飲み方をしがちです。大学生なら親元から離れた開放感も加わることでしょう。ここに危険が隠れているのです。


適度のペースで飲んでいると酩酊や泥酔になるような酒量にはならないと思うのですが、ペースが速いとついつい適量を越し血液中のアルコール濃度が急速に高まり、昏睡や死に至るようなアルコール量に達します。


アルコール濃度が高まるにつれて、脳の麻痺範囲は大脳から小脳へ、そして生命中枢へと及びます。生命中枢が麻痺すると生命を落とすこともあるのです。


悲しいことに、自分の適量を知らない若い人が犠牲になっています。厳しい受験戦争を終えた大学生が、晴れて社会人になった新入社員が、命を毎年落としているのです。周りの先輩や上司はアルコールの持つ危険性を理解してアルコール弱者に配慮した楽しい宴会を作らなければなりません。


宴会シーズンになると”酔わない薬”を求められます。「ありません」と言う私は愚かでしょうか?アルコールの分解を助ける薬は漢方薬を含めて多数あります。二日酔の症状を早く解消する薬もあります。しかし酔わない薬はありません。


アルコールを”百薬の長”にするか”死に至らしめる薬物”にするかは、飲む人・飲ませる人の自覚しだいです。だから未成年には飲酒が禁止されているとも私は考えます。

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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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