ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2009-04-28 うつ病に対する対人関係療法

豚から目が離せない状況になりましたね。テレビ・新聞を常にチェックし新しい情報の入手に心がけ下さい。私も具体的な対策を近いうちに紹介しようと考えています。今しばらくお待ち下さい。


日曜日に参加してきた対人関係療法の講習会。対人関係療法とは、精神療法の一つです。特にうつ病に対する精神療法として研究が重ねられてきました。今では認知行動療法とともにうつ病に対する精神療法として国際的に高い評価を得ています。


対人関係療法の特徴は、理論的に組み立てられた精神療法ではなく実際の多くの報告を分析して組み立てられたことにあります。ですから理論的には”?”の部分も感じるかもしれませんが、効果は認められており臨床に広く使われています。


講師は水島広子先生(国内で一番積極的に対人関係療法を普及している第一人者)で、日頃の症例なども交えてわかりやすく教えていただきました。やはり本だけだと完全な理解は難しかったり間違って解釈していることもありますからね。


対人関係療法では、現在の対人関係にポイントを当てます。心を病むきっかけとなった過去の出来事は聞き出しますが、治療セッションではほとんど使用しません。あくまでも現在の他人との関係を改善できるよう働きかけるのです。


ですから、他の多くの精神療法・心理療法と違い、治療終了後も改善効果が持続し、症状がより改善するのです。このことは再発を防ぐことが出来る点で他の療法よりも優れているかもしれません。(かも知れないと言うのは、他の療法では科学的なデータが少なく評価できないためです)


また認知行動療法と比べ認知に働きかけないでいい為、私には馴染みやすいかなと感じています。私にとって”心の病・ストレス病”に対する漢方薬以外の武器が増えるのは嬉しいことです。


時には組み合わせて、または単独で、自在に使いこなすにはしばらく時間がかかるでしょうが、相談の期待に応えられる範囲が確実に拡がっています。中途半端にならないよう、きちんと技術を身につけます。

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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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