ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2009-06-18 子どもの起立性調節障害

昨日NHKの”ためしてガッテン”はうつ病をテーマにしていました。精神療法として認知行動療法を紹介していましたが、世界的には対人関係療法もうつ病に対する評価が高い精神療法なのです。残念ながらNHKのスタッフはご存知ないようですね。


心療内科学会に所属し、精神疾患心身症の相談を受けていると、どうしても心理的な背景を考慮してしまいます。時にはプライベートでデリケートな内容に触れることになったりプライドを汚すような内容のこともあります。


相談内容を他人に漏らしたり相談内容から相手を見下したりすることは決してないのですが、私の聴く技術の未熟さでしょう相手に不安を与えることがあるようです。


先日受けた相談は、起立性調節障害(ごく簡単に言えば立ちくらみ)の漢方薬についてでした。話の内容からは、起立性調節障害の他に昼夜逆転・反復性腹痛があり、学校を休みがちであることがわかりました。


起立性調節障害だけなら漢方薬を中心にした薬物療法で対応ができます。しかし反復性腹痛は子どもにとって頻度の高い心身症ですし、昼夜逆転も加わり学校も休むことがあるとなると心理的な背景を解決する必要を感じます。


本人は来局せず母親による相談でしたが、心身症としての可能性を話し最低限の漢方薬だけ渡して家庭で話し合うことを提案しました。母親にとっては心理的な問題があるかもしれないと言われたことがショックだったかもしれません。傷つけないように可能性の一つとして話したつもりですが、その後来局されません。


小児心身症が専門の病院の医師を紹介しておいたので、その医師に相談されていればいいのですが気になっていますね。私が引き続き相談を受ければ、訪問相談も視野に入れて話を進めることになります。直接本人と話をすることが大切だと考えるからです。


漢方薬に加え、カウンセリング・心理療法を駆使して1日も早い回復が出来るよう努めるのが私の仕事ですからね。ストレス社会は大人だけでなく子どもにも影響が及び、カウンセリングや心理療法の必要性は高まるばかりです。身体を動かして遊ぶことで子どもストレスを発散していたのでしょうが、そのような光景は地方においても見られなくなりました。今後、この国はどうなるのでしょうか?


土日の東洋医学会に出席するため、明日の夜に出発します。折角ですからモーニングセミナーも含め、目一杯浸って新しい情報を仕入れてきます。

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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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