ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2009-07-08 コレステロールの更なる低下に向けて

梅雨時は高い湿度によっていろいろな病気が悪化しやすい頃ですね。喘息・関節痛・うつ病・・・など、この時期悪化する症状には水分代謝が関係していることが多くありますから積極的に汗をかくようにしてみてはいかがでしょうか。


昨日は『冠動脈疾患における積極的脂質低下療法の重要性〜コレステロール吸収制御の意義と可能性〜』と題した、自治医科大学付属さいたま医療センター循環器科教授百村伸一先生の講演を聞いてきました。


悪玉コレステロールを下げることによって動脈硬化で狭くなった血管を拡げることができます。悪玉コレステロールの基準値は現在140ですが、心筋梗塞などの危険性を低くするには100以下にしようと最近まで言われていました。


でもこの100以下にするのも結構大変だったのですが、ストロングスタチンと言われる薬の開発により開業医でも可能になってきたのです。そして動脈硬化が進んだ人の心筋梗塞を予防するには悪玉コレステロールを更に低下させる必要が出てきました。


いくつかの研究から悪玉コレステロールを70以下にすれば狭くなった血管でも拡げられることがわかってきました。そこでどうやって下げるかが問題になるわけです。何故かわかりませんがストロングスタチンだけでは増量しても効果に限界があります。


コレステロール管理で一般的に使用されるスタチンという薬は肝臓でのコレステロール合成を抑えてコレステロールを下げます。その一方で血液中のコレステロールは小腸から吸収される量も多く、この吸収を抑えることも重要だと言われています。


事実、コレステロール吸収を抑える薬を加えると今までよりも更にコレステロールが下がります。チョット気の利いた言葉で言うならダブルブロックとなるでしょうか。ここまでの下げ方となると漢方薬レベルではありません。


脂質の分野では、総コレステロールから悪玉コレステロールや悪玉コレステロール/善玉コレステロール比が最近重視されてきています。《動脈硬化を進行させない⇒動脈硬化した血管を元に戻す》今後の医療はこの方向へ進んでゆくのでしょうね。でもあくまで生活習慣の改善が一番の予防であることに変わりはありませんよ。

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