ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2009-10-10 高齢者の足のしびれ

台風と去ると共に一気に涼しくなったように感じます。私も今までの半袖から長袖に衣替えいたしました。日1日と涼しくなる一方でしょうが、インフルエンザに負けないようご自愛下さい。


高齢者の腰痛疾患』と題して行われた昨日の学術講演会。講師は新潟大学医歯学総合病院整形外科病院准教授伊藤拓緯先生でした。腰痛は基本的に整形外科の病気ですが、内科疾患・産婦人科疾患などでも起こります。特に高齢者では複数の病気を抱えていることは珍しくないため常に考慮して対応する必要がありますね。


感染性の脊椎炎やガンなどのケースを紹介の後、初期のMRI検査で正常と判断された骨粗鬆症のケースなど見落としがちな症例などの解説もありました。検査のタイミングは難しいものです。早ければ異常は見つからず、遅ければ早期治療の機会を逃します。私ら相談を業とする薬剤師は常に頭の中に入れておかなくてはいけないことでしょう。


腰痛の原因として”椎間板ヘルニア”と”脊柱管狭窄症”は頻度の高い病気です。脊柱管狭窄症はある程度進行すると間欠性跛行という状態になります。間欠性跛行とは、一定の時間歩くと足が痛くなり歩けなくなる症状ですが、少し休むと再び歩けるようになります。歩いたり休んだりを繰り返すのですね。


間欠性跛行の原因は脊柱管が狭くなり神経を圧迫し血流障害を伴うことで起こります。足を使うと神経のところの血流が減り酸素不足から痛みを生ずるのです。ですから血流を改善するプロスタグランジン製剤が治療に用いられています。


また痛みに伴い、あるいは姿勢によって足にしびれを自覚することもあります。足のしびれは糖尿病などの神経障害やASOなどの動脈硬化によるもの、ヘルニアや脊柱管狭窄症などで起こりますが75%くらいは脊柱管狭窄症だそうです。


予防に関して明確な話はなかったのですが、痺れに関しては血流を低下させないよう一般的なことしかありません。キーワードとして、老化・腰部・しびれ・などを考えると漢方薬のハチミガンなどは最適でしょう。でも発症してからでは改善も難しくなるので予防を中心に考える方が懸命に思えます。休み休みでなければ歩けないとなると日頃の活動にかなり影響がありますからね。

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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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