ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2009-10-17 インフルエンザ重症化の原因は?

最近チョット気分が落ち込んでいます。相談に支障が出ないよう平静を装っていますが、私も人間辛い時は辛いのです。


昨日は衛星回線を使った全国同時学術講演会に出席して来ました。『インフルエンザ感染制御に関する最新の知見』と題したインターネット講演でした。まぁ、メーカー主催ですからメーカーの医薬品が話題の中心になるのですが、最近立て続けにあった死亡例に関して、ある程度確信らしきものが私なりに見えてきました。


インフルエンザ脳症インフルエンザ肺炎・多臓器不全・などが重症化で問題となる症状です。この時に関係するのが免疫細胞なのです。私が前から書き込んできたサイトカインストームという状態が関係しているのは間違いないようですね。


だから10代20代といった青少年にも重症例での死亡が報告されているのです。免疫は難しいものです。一般的に免疫力を高めることが、逆に免疫の暴走(サイトカインストーム)につながるようにも思えます。


私が持っていない資料なのですが、インフルエンザ肺炎や死亡率はインフルエンザウィルス量が減少してから増加してきます。つまりウィルスの量が問題なのではなく、問題はウィルス量が減少してからの身体の反応にあるのです。


感染を防ぐにはある程度の免疫力が必要です。しかし青少年のように感染した後は活発な免疫力が身体を攻撃します。活発な免疫を落ち着かせる必要があるのです。ですからゴオウや漢方薬の出番があるように私は思うのですが・・・。


私の子どもにはワクチンを打たせようと思っています。私は基本的に季節型ならワクチンの接種は必要ないという立場でしたが、今回の新型豚インフルエンザに関しては違います。ただ私は40代後半ですから打つつもりはありません。


さて、免疫暴走のサインは?はっきりワカリマセンが、ウィルス量のピークを過ぎても高熱が続く場合、5日以上高熱が続けば免疫暴走(サイトカインストーム)と判断できますね。しかし一方、重症例や死亡例では進行が早いのが特徴でもあります。高すぎる高熱は要注意でしょう。そこに脳症のサインや呼吸困難を伴うような咳があれば、インフルエンザ脳症インフルエンザ肺炎の可能性が高いと思います。


今回のインフルエンザに関してはタミフルをもらったから安心ではありません。むしろタミフルを飲み終えてからのほうが注意する必要があるようです。

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