ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2009-11-09 子宮頸癌の予防ワクチン

私が軽い抑うつ状態にあると書いてから何人もの人から心配頂きました。本当にありがたいことです。私の状態は軽度なので薬も飲まずに、うつとはどんな気分になるのか、どんな考え方をするのかなど客観的に自身を見つめています。うつを経験することで、今後の相談に役に立つと思うのです。ですからしばらくの間軽い抑うつ状態を維持しようと思っています。こんな考え、おかしいですか?


土曜日は暇だったこともあり閉局を30分早くして講演会に出席して来ました。12月に発売予定のHPVワクチン子宮頸癌の原因ウィルスに対するワクチン)を記念して、『子宮頸癌の新しい予防戦略』と題し県立がんセンター新潟病院婦人科臨床部長児玉省二先生の講演でした。


現在、子宮頸癌がウィルスによるものだとの認識は医療関係者以外ではまだ少ないように思われます。ましてや性感染症との考えなどほとんどないのではないでしょうか。私は子宮頸癌は性感染症だと機会があれば述べてきました。


まだワクチン接種の国費での負担はないようですが、近い将来中学生に対するワクチン摂取は完全無料化されることと思います。なぜ中学生?それは性感染症だからです。親が知らないだけで中学生でも性交経験者の割合が増加しているためHPV感染者は10代後半では32%との調査結果が出ています。


性交しなければほとんど感染することのないHPV(ヒト・パピローマウィルス)ですが、感染者が32%であれば、性交経験者は32%以上ですよね。中学生でも1〜2割の生徒は性交しているのです。だから中学生のうちに(性交=感染する前に)摂取する必要があるのです。


ただ子宮頸癌を起こすウィルスは多数あり今回のワクチンに使われるウィルスは2〜4タイプです。子宮頸癌の原因の70%程度は予防できますが、残りの30%はワクチンでは予防できません。だから確実に予防することを考えると、性交しないとなるのですが現実的にはコンドームの使用が一番でしょう。


性感染症の予防には性教育が必要なのですが”寝た子を起こす”派が結構いるのが現実です。いわゆる抵抗勢力って奴ですね。ただ現実は寝たふりをしているだけだと思いますよ。〜寝ていたと思ったら、いつの間にか癌になって大暴れ〜とならないように気をつけたいものですね。

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