ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2009-12-28 腎臓を守る

昨日は我家で餅つきをしました。そのせいか腰の辺りが重いような・・・。天候も落ち着いていたので、雪囲いも済ませましたし何かとバタバタした1日でしたが満足です。ようやく正月を迎える状況になりました。あとは年賀状だけです。


慢性腎臓病(CKD)の啓蒙が行われ出して2〜3年になろうとしています。腎臓病の行き着く先は人工透析ですが、透析には莫大な医療費がかかる上、週3回におよぶ透析生活ですから日常生活にも大きな制限が加わります。


この透析になる原因として増えているのが糖尿病ですね。糖尿病腎臓などの細い血管だけでなく太い血管も傷つけて脳卒中心筋梗塞の原因にもなる怖い病気です。年末年始のご馳走の食べ過ぎに注意し、体重チェックを小まめに行いましょうね。


腎機を保護するには糸球体の負担を軽くすることが重要で、このためにACE阻害薬やARBという種類の薬剤が用いられています。これらの薬剤によって腎機能の低下スピードを遅らせることが出来ます。また腎臓を守る基本は血圧を下げることなので、腎臓が悪い人は少し厳しめの目標値が設定されています。


血圧を下げることが腎臓の負担を軽くすることにつながるので、塩分を控えることも大切ですね。DASH食と呼ばれる、高血圧改善のための推奨食品類があります。これらはカリウムマグネシウムなどを豊富に含み、ナトリウムとは逆に血圧を下げる方向に作用します。


漢方では”鹹味(しおからみ)”と腎は相性が良いとされ、この鹹味にはカリウムマグネシウムなどのミネラルを意味しますから、漢方の智恵の奥深さに感心せざるを得ません。このような考えの他に、腎は寒さ(冷え)を嫌いますから冬は特に注意が必要でしょう。


このようなことから漢方では温める薬を腎臓病の方に使うことが珍しくありません。リョウキョウジュツカントウ・ハチミガン・ショウセイリュウトウ・リョウカンキョウミシンゲニントウ・トウキシャクヤクサン・・・・などでしょうか。


私のところで、糖尿病漢方薬を続けて飲んでいる人で血糖値も落ち着き、最近では尿に泡が出なくなってきたという方がいます。この尿の泡と言うのは恐らく蛋白尿でしょうから、腎機能が改善して来ていることなのでしょうね。


年末年始のご馳走は塩分の濃いものも多いと思います。加えて寒さがありますから、腎臓が気になる方は注意したほうが良いでしょうね。


年末は31日午前中まで開けてますから、ご相談があればお寄り下さい。

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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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