ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2010-01-21 10代のダイエットで骨粗鬆症に

例えばガンでは早期ガンとして発見される10〜20年くらい前にガンの卵が出来るとされています。ことわざでは「三つ子の魂百まで」とも言われるように、小児期のクセなどは青年期以降にも影響することも珍しくありません。このように未成年の頃は、身体作りや人格形成の上で大切な時期だということが、色々な報告で示されていますね。


女性では更年期以降に骨粗鬆症の危険性が高まることが知られています。これは女性ホルモンの減少により骨密度が低下することが原因ですから「若いうちに骨量という骨の貯金を増やしておきましょう」とされてますね。


骨量を増やすには食事からのカルシウムビタミンDの摂取、適度な日光浴による体内ビタミンDの増加、運動による骨への刺激、が大切だと今までのブログで述べてきました。これに加えて適度な脂肪も重要な意味があるようです。


ブリストル大学のJonathan Tobias氏らの報告によると、10代の女性を調べたところ体脂肪量と骨量が比例する関係が示されたといいます。過度のダイエットは問題外としても、女性の健康にとってある程度の体脂肪は重要な意味を持つようですね。残念ながら?男性では体脂肪が少ないほうがよいようですので、10代の男性は体脂肪をつける必要はありませんね。シッカリ運動しましょう。


ここで気になるのが10代の運動強度でしょうか。過度の運動で体脂肪率を下げる代わりに生理まで乱れている中高生が多い印象があります。運動は骨量を増やすのに必要ですが生理リズムに影響が出るような運動量となると、反対に骨量が減る可能性があると思われます。


脂肪細胞からは女性ホルモンの一種エストロゲンなどいろいろな生理活性物質が分泌されるので、このエストロゲンが骨量増加に働いているのではと私は考えます。


40代以降の病気は、生活習慣だけでなく未成年時代の生活や行動が大きく影響しますから、小さい頃からの健康教育がもっと注目されてもいいように私は感じます。

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