ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2010-03-05 バセドー病とは

今日は娘の卒業式でした。残念ながら小雨混じりの天気で、せめて予報どおり曇りであったらと考えもしましたが、我が子の所だけが小雨ではないのでこれも運と思うことにしました。


歌手の絢香さんが公表したバセドー病(甲状腺機能亢進症)ですが、眼球が出てきたり動悸がしたりと不快な症状を伴います。首の前面付け根部分(甲状腺のある部位)が腫れることで確認できるように、甲状腺が大きくなり甲状腺ホルモンが大量に分泌されることで症状が出てきます。


代謝が上るために、運動した後のような自覚症状があると思えばいいでしょうか。体重減少もこの病気のサインの一つですね。反対に甲状腺機能低下症では、体重の増加やうつ病様症状がサインになります。


バセドー病は自己免疫疾患の一つで、リウマチと同じように女性に多い病気です。妊娠・出産という大仕事をやり遂げるために、女性に纏わりつく運命とでも言えるような気がします。なんか気の毒ですけれど。


漢方薬では動悸を目標にシャカンゾウトウが使われることが多いのですが他にもケイシキョシャクヤクトウなどがあり、文献で見る限り治りやすいとの印象を持っています。でも抗甲状腺薬を使って治療することが一般的ですし、漢方薬を使うことはほとんどないのが現状かなと感じています。


またバセドー病は心身症にも属し、心理社会的な影響を受けることから、心理的なアプローチ(カウンセリングや精神療法)も重要な治療法と言えるでしょう。リウマチなどの膠原病も同様の原因で発症するとすれば、漢方薬で体質を改善したり心理療法で心の安定を図ることは新たな自己免疫疾患の予防に有効なのではないでしょうか。


現在の病気を治すことも重要ですが、発症しやすい他の病気を予防することを同時に考えるのが、漢方相談であり心身医学であると私はおもいます。

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