ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2018-05-14 坂口憲二さん、特発性大腿骨頭壊死症に

 寒暖差が例年以上に激しいと感じるのは私だけでしょうか?4月・5月は朝晩の冷え込みがあるものの日中はとても穏やかで過ごしやすい気候だと思っていました。何にしても、温度の乱高下で体調も不安定になっています。持病のある人はコントロールが悪くなったり、免疫系の乱れは風邪などの感染症や自己免疫疾患の悪化要因になり、自律神経系ホルモン系のアンバランスにより病気とは言えないまでの体調不良に悩む人も少なくないのではないでしょうか。できる対策としては、気温の変化に合わせて衣服を調節したり、規則正しい生活でバランスの崩れを抑えることが基本になります。その上で必要なら薬などの出番となりますので、困ったら信頼できる医療者に相談してみましょう。

 1ヶ月ほど前に俳優の坂口憲二さんが特発性大腿骨頭壊死症という病気により活動を休止する旨の報道がありました。難病に指定されているだけあって、ほとんどの人が初めて聞いた病名だったと思います。特発性とは原因不明ということを指します。ですから原因不明の大腿骨頭壊死症ということですね。どの骨も常に分解と生成(新陳代謝)が繰り返されており、その原動力としての栄養の補給が血液循環によって賄われています。栄養の供給が乏しくなると骨の新陳代謝はストップしてしまいます。これが骨の壊死ですね。坂口憲二さんの場合は、大腿骨頭という太もものつけ根(股関節部分)でしたから、特発性大腿骨頭壊死症という病名になりました。

 特発性というのは不明な点だらけで、原因も良くわからなければ治療法も手探り状態といえます。現時点でわかっていることは、ステロイド(内服薬)の使用により、発生しやすい、大量飲酒の人に多い、程度です。治療も消極的で骨に係る負担を軽減して血流を保とうとしています。その意味で、装具や薬物療法や手術が病気の程度や年齢により適宜選択されるのです。坂口憲二さんは数年前に手術を受けたということなので、ある程度の進行状況だったのだろうと推測されます。

 実は、私の身近にも特発性大腿骨頭壊死症の人がいて、骨を元気にするような意味で漢方薬を飲んでもらっています。飲みだしてから痛みが軽くなっているとのことですから骨の血流が改善していると想像できます。いわゆる鎮痛剤による痛みの低減とは違い、漢方薬による場合は骨の破壊が抑えられていると考える方が自然です。狙い通りの反応を得られたので、後はパワーアップの方法をどうするか考えることになりますね。

 現在の私の難病に対するスタンスは、漢方薬にプラスして人の持っている治癒力を心理療法でさらに引き出そうとするものです。漢方薬とて万能ではない以上、その限界を突破する一つの方法として、心理療法に期待しています。いろいろな心理療法がある中で、特発性大腿骨頭壊死症などの難病やガンに対しては、リラクセーションとイメージ法などが適切だろうと考えています。

 何にしても、難病は暗闇の中を手探りで進むようなものかもしれません。しかしながら、真っ暗闇ではなく一筋の光が必ずあるものだと思います。科学で明らかになった現代医学的視点をベースに、東洋医学的・心身医学的に違った角度から難病を見てみれば、何か新たな発見があるのではないでしょうか。もし、奇跡というものが存在するなら、その先にあるものと思います。



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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局   廣橋義和(薬剤師心理カウンセラー新潟薬科大学臨床教授)

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