:本日の ブックマーク

:NO.55『テレビ進化論』


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テレビ進化論 (講談社現代新書 1938) (講談社現代新書 1938) (新書)
境 真良 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062879387/cg0853-22/ref=nosim/
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[ 6点 ] ※10点満点中
放送と通信の融合がなぜこれほど難航するのかを、行政の側面からとビジネス慣習・利権の側面から分析。
でもって、テレビ業界が変革の波にさらされるのは必至で、2011年以降どうなっていくのか非常に気になったので読んでみました。

個人的には、著者のマイ・チャンネルの考え方に賛成。いわゆるあちら側(インターネットの向こう側)に、サーバ型コンテンツがあって、こちら側(ユーザー側)は、自分に合った番組表=マイ・チャンネルを元に見たいものを見る。
自宅のハードディスクレコーダーに全チャンネル24時間録画してるのと同じやんって思ったら、今使ってるSONYのXビデオステーション*1と同じやんって思いました。
本書の言うように、今後番組はゴールデンタイムなんていう"見る"時間の概念がなくなっちゃって、番組の公開開始時間だけが存在するようになるんだろうか。

個人的な興味としては、ダビング10だとか、コピーライトの問題はどーでもいい(基本的に一度見られたらいい)ので、YouTubeを超える利便性と画質をお願いしたい。とにかく手軽に見られないとテレビじゃないでしょ。
テレビっ子には今後の行方がホント気になります。

テレビ進化論  (講談社現代新書 1938)

テレビ進化論 (講談社現代新書 1938)