:NO.51『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』
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残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 (単行本)
橘玲 (著)
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[ 8点 ] ※10点満点中
やっとLA暮らしも慣れてきました。そんなLAに行く飛行機の中で読んだ本がコレ。自分でも意識してなかったけど、タイトルがこんなのなんで、異国の地にいささかの不安を持っていたのでしょうか。
と、言うものの、こちらの生活は快適そのもの。まだほとんど何も知らず良い面だけを享受させてもらっているかのようなコメントですが、ホントに快適。こちらは日本人も比較的多く、かといってそれだけの生活にもならず(日本人べったりに自分がしたけりゃできるけど)、米国の良い面とミックスされて、良いとこ取りができそうです。住環境も緑が多く、落ち着く場所に住まいを見つけることができたので、ゆったりと生活ができそうです。
さて、本書。ほとんど覚えてないや。メモってるのこれくらい。
信じる信じないは別として、ここまでの遺伝学や心理学の「発見」をまとめてみよう。
①知能の大半は遺伝であり、努力しても大して変わらない。
②性格の半分は環境の影響を受けるが、親の子育てとは無関係で、いったん身についた性格は変わらない。
ということで、自己啓発も、遺伝的にできるかどうか決まってるし、はっきり言って無駄。そして、子供の成長に親は必要ないってことで、子育てに精を出す必要はないってこと。「やればできる」の否定。そう、自らにとっても、周りにとっても、できないことを受け入れることありきで、温かい目で見てあげることが大事。
信じる信じないは別としてね。
- 作者: 橘玲
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2010/09/28
- メディア: 単行本
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