富士挑戦

hirokix06162008-08-12



一富士
二鷹
三茄子


世間がボンボン言いながら、懐かしの友と思い出を語り合ってる中、ジャパン随一の高さを誇るマウントフジに挑戦してきた。

インド帰りの若干カレー臭、齢27歳T野くんと一年越しに叶った冒険。

普通なら御来光目的なのだろうが、社会人として翌日日曜も有意義に過ごすため、朝一出発の日帰り強行スケジュール。


睡眠不足・準備不足・強行スケジュール・曇り空の4点セットの中、まずはバスにて五合目まで。


事前に天気予報で調べてみると、富士の麓の降水確率100%。

絶対に雨が降るとは大きく出たもんだ。

しかし僕たちは、「山の天気は変わりやすい」を逆手にとって雨天決行。


その甘すぎるスピードワゴン並みの考えが、後に災いを及ぼすとは思いも知らずに…。


なんやかんやで五合目に付くと、日光も照り、頂上まで行けそう感がみなぎる。


準備を整え、Tシャツ一丁でいざ出発。

5合目〜6合目までは、世界記録タイ並みのスピードでちょかる。

もはや既に足腰はやられてたが、抜いた人に抜かれたら恥ずかしいの法則。

ゆっくり登っている時間はなかったが、初山登り二人組みにしてはまずまずの出だし。


事件はその後、6合目〜7合目にて。


既に遠く下の方から雷鳴が轟いていたのだが、登っているうちに雲が辺りを覆いつくすのが目に見える。

雷の轟音が明らかに近づき、雨が強くなってきたが、慣れていないこともあってか、何を思ったか、カッパを着ずに上着一枚だけ装備。

瞬間的に豪雨となり、足元はちょっとした洪水、空からは攻撃を続けるヒョウ、30秒おきにその辺で響く雷鳴…、ビショビショになった渋谷にもいそうな普段着の二人は、8月に凍えるという考えられへん状態。

正直何で来たのか後悔するしかなく、人生で初めて死を考えたふりをしながら山路を歩む。

それでも何とか目標にしていた7合目の山小屋に到着するが、閉店御免に阿鼻叫喚。

100Mほど上にも山小屋が見えるが、開いてるかどうか…。

行くも地獄戻るも地獄、周囲の流れに任せて、体の芯から凍えながらさらに進む。


リュックの一番奥と心の一番奥が雨でビショ濡れな状況で、何とか山小屋に到着。

ババ込みではあったが店は開いていて、とにかく文字通り九死に一生を得る。窮鼠猫も噛めず。


「うどんください」

肉うどんと称しながら、ほぼ素うどんなうどんを注文し、暖をとる。

しかし場所と状況で味覚はこうも変わるのか、その旨さはまるで飲んだ後のドンベエ級。

基本、宿泊客以外は長居は無用な感じで、みなさん勇敢に次々と先へお進みになられる。

「ココアください」

それに比べ、細かく注文を繰り返して少しでも体力を回復しようと試みる薄着な社会人二人。

やはり準備不足でインフラが最低な状態では、雨の中歩くのは厳しい…。

「メロンパンください」

もう登る気力と時間はなく、下山するタイミングを計る。


宴もたけなわ、雨こそ止んでないが、少し体が暖まってきたので下山を決意。

這う這うの体で下まで滑り降りる、その間も雷はとどまることを知らず…。


山はなめたらあかん、軽い気持ちで臨んだらケガする…、誰よりも軽い気持ちとなめ切った態度で臨んだだけに、身をもって感じた。

日本一の雄大さ、眺めのいい景色、空気の薄さ…、それ以上に雷の音だけが心に残る。


その後、山を降りてからは社会人パワーを炸裂させて、相変わらず上手な土日を過ごす。

その巧みっぷりに、死の恐怖からいい思い出への昇華に成功。

結局7合目までしか登ってないが、色んなことを考えさせられたようで、そうでもない週末だった。



※追伸


後から分かったことだが、自分たちが登っていたのと同じ高さ・時間帯に雷で亡くなった人がいたそう。

ほんと洒落ならんくらい怖かったし、そんくらい死が近いと感じただけに、とても他人事とは思えない。

自分たちが犠牲になってもおかしくない状況。

ご冥福をお祈りいたします。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080809-00000104-mai-soci

2007年度第四四半期


可もなく不可もなく。


頑張ってるかと聞かれれば、軽く噛みながら肯定できるような。


一年前の熱意が維持できているかと言われれば、うつむき加減になりそうな。


冬もあけたことやし、こっからもういっちょ頑張ってもーたろかしら。



東京生活は、わりかし楽しーにやってます。


みなさんのおかげです。

年末年始


少し気が早いが、今年の暮れの曜日事情を確認してみた。
うちの会社は年末年始に厳しく、ノーマルでは大晦日と正月三が日だけしか休みにならないのである。

12月28日(金)
12月29日(土)
12月30日(日)
12月31日(月) → 会社休み
1月1日(火) → 会社休み
1月2日(水) → 会社休み
1月3日(木) → 会社休み
1月4日(金)
1月5日(土)
1月6日(日)
1月7日(月)


あら、いいですね〜。


土日が絶妙に絡み合い、それはそれは見事なハーモニーを奏でている。


強いて言うなら、憎き相手1月4日、決戦は金曜日。


というわけでこの時期から、1月4日に有給休暇使いたいな宣言をサブリミナル効果ばりに、上司に刷り込んでいってる毎日。


何事もなければ、どうやら単なるホリデーがバケーションへと化けてくれそうだ。


短期間の休みなら帰省せずにこっちで過ごそうかと目論んでいたが、9連休ともなるとなかなかどうして帰らないわけにもいくまい。


ここ数年、生まれ故郷京都で年を越すことがなかっただけに、是非とも帰りたい。



そうと決まれば早々に新幹線の切符を往復で購入しておいて、先に既成事実を作っておこうと企んでいる。




あそぼーさ。

二十六日


今日、会社の喫煙室でボーっとしているとき、ふとカレンダーが目に留まった。


・・・


"26"


・・・


今日は・・・、26日かー、


・・・


考えてみれば、俺も26歳。


1日を1年と考えると、もうすぐカレンダーを一枚めくらなければならない年齢ということだ。


カレンダーの10月1日から順番に1日ずつ目をやり、自分の年と照らし合わせながら、昔の思い出に浸る。


俺の21歳は確かに日曜日みたいなもんやったなー・・・、やかましわ・・・、云々・・・。


このペースでいくと、はたして年を越せるまで生きていられるだろうか。




この考え方でいくと、人が元気に活動できる期間はおよそ2ヶ月間。


真夏と呼べる7月8月に当てはめると、俺は7月26日。


ちょうど夏休みが始まったところである。


なるほど、これまでの20日間強は、1学期に学校で勉強していたみたいなもんだ。


学校が終わり、夏休みに入った俺は、ようやく本当に自分のやりたいことを目指して自由に舵を取れる時期に来たんだろう。




短い夏にできることは限られている。


小学校時代、先生に言われたように、きちんと計画を立てて毎日を送らないと、あっという間に肌寒い季節がやってくる。


とは言え、まだまだ夏休みは始まったところ。


日焼けもクソもない時期。


こんがり焼けて、夏をたっぷり満喫するような人生でありたいと願う。


くれぐれも夏の終わり、人生の終わりに、やりたいこと、やるべきこと、宿題を残して焦ることのないように。



"26"


何気ない数字にそんな思いを馳せ、今日もがんばろうとカレンダーに誓う俺だった。


   

資格試験


がいよいよ来週に・・・。


前から受けることがわかっていながらも、結局勉強は一週間前から・・・。


わかっちゃいるけど始められない。


さて、今週はわりと頑張ってみます。





まずは・・・


ビールで前祝い☆


乾杯