【小さくて大きな交流拠点】徳之島ジビエカフェとうぐら
徳之島の北東部の金見集落に計画設計しているジビエカフェとうぐらの起工式でした。
世界遺産の候補地区の山のほとりに位置しています。
オーナーさまは一社あまちゃんクラブ。金見集落の方々で構成された法人です。
「あま」は3つの意味があります。
「やどかり」(あまん)であり、奄美の自然を大切にしていきたいという思い。
「お母さん」で金見集落の婦人たちに活躍してもらいたいという思い
「あまた」であり、たくさんの人が交流してほしいという思い。
が込められています。
ここを拠点に、丁寧に顔の見える関係をつむぎながら
島の食文化の発信と、農業体験、リーフ内でのSUP、天然記念物クロウサギのナイトツアーを集落の方々が主体となって行っていきます。
2月〜3月頃に、落花生の植え付けや、じゃがいも堀の体験モニターツアーが行われる予定です。
イノベーションのためのデザイン思考
品川駅にある多摩大学大学院MBAコースにゲスト講師として参加させていただきました。
卒業生である一般社団法人空家活用協会の葛生さんと紺野登教授にお声かけ頂きました。
テーマは「イノベーションのためのデザイン思考」
今回のフィールドは北品川。
ゲリラ式コミュニケーションデザインの実践の場としてご紹介、総勢25名の方が来鰻。
【デザイン思考】デザインに必要な考え方と手法を利用して、ビジネス上の問題を解決する方法
・フィールドワーク
・利害関係者インタビュー
・アイデア、ダイアログワークショップ
・思考の見える化
アイデアを見える化するときに、私たちデザイン側の人間は手を動かし、モックアップをつくり、見える化し検証し、具現化していくのは定石ですが、それを、ビジョンやビジネスモデルづくりにも導入する時の「超簡易なモックアップ」をつくるプロセスは、デザイン側の人間にも参考になりました。
複雑は課題を突破するには、現状の思考のまっすぐな先ではなく、ブーメランのように、別の方向に投げ戻ってくることなのかもしれません。
・ソリューションアイデアから思考してみる
・モジュールに沿って思考してみる
・思考の見える化する
多様なコミュニティのバウンダリーオブジェクトとしての存在も役割も、多種多様。
「うなぎのねどこ」はうなどこなりの役割をまっとうする。
そこから見て見えてくるものをやります。
仮説を立て簡単なアクションから始める。
CAPD
やることで見えてくることがある。
2033年 1/3が空き家の社会になると言われています。
パイの取り合いではなく。
非ゼロ和の解答がきっと見つかるはず。
【都筑区民文化センター事業者決定】
選定委員として関わらせていただき、無事に記者発表されました。
港北ニュータウン最後の砦とも言える文化センターは、ドイツ企業と都筑区民の力でエンパワーメントされ実現します。
都筑区にドイツ学園が1991年に大森から移転して、27年、隣接地には、歴史博物館があります。
縄文から続く都筑の歴史、営みを大切にしつつドイツの文化や環境に対する取り組みと融合した街になることを願っています。
(横浜市都筑区における区民文化センター等整備予定地活用事業事業者公募)
http://www.city.yokohama.lg.jp/bunka/bunshin/tuduki/koubo.html
(横浜市都筑区における区民文化センター等整備予定地活用事業者選定委員会)
http://www.city.yokohama.lg.jp/bunka/bunshin/tuduki/katuyoujigyousyasentei.html
【プロセスデザイン】対話をソリューションからはじめる
対話をソリューションからはじめる
最近、ワークショップを組み立てる時に意識して行っています。
世田谷区の空家活用ゼミナールで講師を務めました。2日間のワークに気をつけたことは、最初に課題とソリューションアイデアを話しあうディレクション。
様々なバックグラウンドのある方々との共同作業は、シナジーが起これば、凝り固まった意識やしがらみを超える。
互いの経験と能力を尊重しあって対話するだけで、新たな発想や役割をイメージし、行動に繋がると思います。
結果!各人が最大限に力を発揮しされ、ワクワクする案ができました。
おつかれさまでした。
来月は、多摩大学大学院の授業でうなどこおよび品川宿周辺を題材フィールドに、「イノベーションのためのデザイン思考」で学生たち考えてもらいます。
講師として参加するのですが、どんなプロセスで話し合うのか、どんなソリューションが出てくるのかとても楽しみです。
対話をソリューションからはじめる。
早稲田の学生たちの成果も、そのディレクションが要因だったと思っています。