日本代表、香港に圧勝

今日、秩父宮ラグビー場で行われたラグビーワールドカップ2007アジア地区予選・日本代表 vs 香港代表戦は、日本代表が91:3で圧勝しました。前半 46:3、後半 45:0と相手の得点はPG1本だけにおさえ、攻撃面ではバックスを中心に12トライの猛攻という堂々たる勝利。特に久しぶりのWTBでの出場となった大畑選手は、6トライと絶好調。FBで出場の小野澤選手とのコンビネーションもよく、大活躍でした。ディフェンスも固く、JSPORTSでの観戦でしたが、テレビの前で何度も「ヨッシャーッ」と叫んでしまいました。

韓国、日本、香港の3カ国からなるディビジョン1の最下位は自動的にディビジョン2に降格する仕組みに変更となり、2007年フランスでのワールドカップ出場のためには、今日から始まった今年の予選でディビジョン1を死守し、来年1位になることが条件となります。(今年3位だとW杯は絶望。来年2位だと敗者復活戦に回ることになります。)
ディビジョン1の対戦相手である韓国、香港を比べると韓国の方が強敵なので、今日は絶対に勝たなければならない相手(そして勝って当然の相手)ではありましたが、このくらい快適に勝ってもらえるとやはり気持ち良いですね。
先月の南米遠征が「手ごたえはあったが2戦とも負け」だったため、批判されることが増えがちだった萩本監督も

まずは、テストマッチで勝てたことを素直に喜んでいます。うまく球が動かせた。練習でしているツーラインといいますか、アタックラインが一線にならず、後ろに控えている選手とクロスして、もう一度リサイクルができたり、なにより外にキックを蹴って、大畑や小野澤につないだプレーなどは、グラウンドを大きく使うという練習の成果の現れだと思います。
ディフェンスについても、個々の責任感が強くなり、タックルもよかったし、意図するディフェンス体系もできつつあります。ただきょうの相手に対してできたということですから、まだ完成ではなく過程。韓国はきょう以上に強いと思いますので、さらに精度を上げて上のチームを目指して進んでいきたい

と一安心した様子。来週5/15の韓国戦はアウェイでの戦いでもあり、気を引き締めて確実な勝利を奪ってくれることを期待したいですね。
その後5月末にはアメリカ、カナダ、ルーマニア、日本の4カ国対抗戦、6月にはアイルランド代表の日本遠征が続きます。この一連の国際試合で、将来への基盤を固めていって欲しいですね。

詳しくは下記のリンク先を。
http://www.rugby-japan.jp/national/score/score654.html
http://www.rugby-japan.jp/japan/japan/2005/id1419.html
http://sports.omoteyomi.mods.jp/?eid=165032
http://blog.so-net.ne.jp/safaiya/2005-05-08