ナズナのキャラクターイメージは辛いよ〜

3兄弟の末っ子「なずな」のキャラクターイメージは、

かなり苦労しました。

キャラクター設定はもちろんあるのですが、

それを具現化するとなると、人それぞれ違ってくる。


ちなみにコレが脚本の明平鉄平氏の「なずな」キャラ設定。

雷電 薺(らいでん なずな)・・・VA/近藤佳奈子

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雷電家の長女。都内小学校の6年生。
いつものほほんとしていて、笑顔を絶やさない女の子。
兄達のエンジェル的存在。
いつもうっかり何かをやらかしてしまう、
うっかり屋さんでもある。
だが、何故かそのうっかりでやらかした大失敗が
良い方向に転ぶ。
エンジェル的存在でラッキーガール☆
「なずなってね、春の七草なんだ☆皆に春が訪れますように☆」
が口癖。

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まず設定が小学6年生という、

わたくしの中では未知の世界の少女。

さぁ困ったぞと。


とにかくピュアということで、真っ白いワンピース姿だ!

そう、ベタでいこう、何が悪い、そうベタですけど。と開き直り、

身長から体系から足のサイズ、髪型とその長さ、そして表情など、

事細かに設定をし、それを鳥居氏にぶつける。





ところが、一番最初の「白のワンピース」が最後の最後まで

足を引っ張ることに。

そうなんです。模様やデザインのほぼ無い、白ワンピースは

キャラクター化するのに一番不向きだったんです。



いや〜、恐ろしいくらいに何度も何度も描き直してもらい、

のちに「ナズナ」千本ノックと言われた

過酷な試練が鳥居氏に襲いかかりました。




途中で鳥居氏からも「こんなのどうですが?」と

ワンピをやめてきたのもあったのですが、そこは引けない。

「ダメだぁ〜、襟なんかいらねぇ〜 

飾りもいらぜぇ〜〜〜ハァハァ・・・」と引かない。








なぜにあそこまで頑固に白ワンピにこだわったのか・・・

それはまたの機会にしますが、

最終的には、DVDの中に収録している漫画の

ナズナ」が一番近いイメージになりました。


コレは大変貴重なナズナです。

ちょっと成長しているようにも見えますね。

お姉さんがいたのか!?

それとも未来から来たナズナなのか?