きちんとケンカする

昨日、ケンカしました。
一緒に仕事をしている、年上の同僚と。ときどきやってるんですが。昨日は職場内でオープンに、あえて大きい声で、やってみました。

きっかけは、いつもながらささいなことで、「なんでそういうこと、いちいちゆうかなー。」って、私がイラってするとこからスタート。いいたい放題いいあって、おわりも、いつもながら同僚が折れるかたちで、終了。(でもこのワンパターンも、いいかげん進歩ないなー。)

まぁ、これも一種のコミュニケーションの形かなーとか、気分転換かねたレクリエーションみたいなもん、と思ってます。同僚も、たぶん。おわったあとの、スッキリ感ていうか、すがすがしさっていうか。

冗談で流せないレベルにイラッときたら、ガマンせずにはきだして、きちんとケンカできる。これって、健全な関係なんやと思うけど、どうでしょう?(もちろんいつでも、気持ちよく仕事できるんがベストやけど。)

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いまの職場、人事っていうのもあってか、とってもカンジがいい、親しみやすい、ホスピタリティにあふれたフンイキの人が多いなって、入社当初から思ってました。(これも、今までの職場との、カルチャーギャップのひとつかも。)

みなさんとっても気持ちのいい方たちばかりなので、私も、正の感情はすごく出しやすいし、スナオに出してるとおもう。

でも、逆をかえすと、負の感情を、出しにくい職場なのかしらと、ちょっと思ったりして。

ゆーてもそんなに、ニコニコしてられへんときも、あるやんね?フツウ。なにか違和感を感じたときにも、感情を押し殺してる人がいるんやとしたら、それって健全じゃない気がするなと思って。自分の気持ちにも、相手の気持ちにも、きちんと向き合ってないっていうか。気持ちを寸止めしてるっていうか。ホンネが見えないっていうか。

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さいきん、「オトナな対応」って言葉のつかいかたに、ちょっと違和感を感じるときがあります。いい意味で使ってるときはいいんやけど、そうじゃないときって、いいたいことあるのに、その場を波風立てずにやり過ごしてるだけっていうか、根本的に解決しない、平行線の関係を続けてるような。

それって、だれのためにもならない気がするなーって思うのは、いちいちマジメすぎるんかなぁ。

たとえば20代そこそこの子が、「場の空気を読んで」「オトナな対応」をするのって、なんだかツマラナイ気がする。若い子の特権ていうか、わかっててもあえて「ナンデ?」って言ってみることって、相手とのキョリ感がぐっと縮まることって、あると思うし。(わたしはこれでも、ずいぶんと丸くなったほう。)

昨日のケンカのあと、何人かの若い子から、「ハッキリいえるなんて、スゴイ!あとで一緒にジョーダン言って笑ってるし。」って、いわれた。うーーーん、そうか…。そうきたか、やっぱり。いったらええのに。

ケンカしてるときに部長が気をまわして、「ヒートアップしてる。周りの目があるから別の部屋で。」って言ったときに、おたがいが部長にいったコトバ。

私  「あー、この人、ホンマにキレてるときは声裏がえるから。ダイジョーブ☆」
相手「あー、この人、ホンマにキレてるときはだまりこむから。ダイジョーブ☆」

なんか、冷静なケンカしてるなー。われながら。

「対話」もいいけど、たまにはケンカも、いいのかもねー。ケンカにはケンカの、効用がある♪

☆あ、でも一応あとで、部長含めまわりには謝ってまわりました。「おさわがせしました。」と。これはある意味、「オトナな対応」やなぁ。(じゃあさいしょから、せんかったらええのにねー。)
☆あ、それと、ふだんあんまり話す機会がない人からも、声かけてもらったり。「オトナで冷静」なイメージとのギャップにビックリって。そうなん?