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hirota_inoueの日記

2010-12-09

結婚できない男を見た

発端

最近、自分の中で空前の阿部寛ブームが起こっており、近所のTSUTAYAで100円レンタル時に全巻揃っているのを一気借りして見ました。TSUTAYA万歳。

基本情報

関西テレビ企画・制作、フジテレビ系列で2006年夏頃に放映されたテレビドラマ。40歳になっても結婚できない建築家・桑野信介(阿部寛)の日常を描いたものです。

桑野信介=阿部寛のすばらしさ

このドラマの面白さは、とにかく主人公である桑野のキャラクターにあるでしょう。偏屈で薀蓄を語りたがり、デリカシーがなく普通なら言えないようなこともズケズケと言ってしまい、相手を唖然とさせることもしばしば。しかし、仕事では極めて優秀で、依頼人から感謝されることも多い。そんな主人公を、主演の阿部寛は見事に演じきっています。阿部寛以外ではちょっとこの役は考えられません。

ライバル建築家の金田(高知東生)のホームページを暇さえあればチェックし、更新があると「おい、金田更新してるぞ!」と嬉しそうにリンクをクリックする姿は、何度見ても笑えます。

脚本

どうもテレビドラマというと、安易な恋愛に流れがちですが、この「結婚できない男」の場合、あくまでコメディに徹しており、とても好感がもてました。全体の2/3ではほとんど恋愛は扱いませんし、(以下ネタバレ。文字反転)何よりよかったと思うのは、最終回で桑野を結婚させなかったことです。最終回が万が一桑野の結婚式にでもなったら噴飯物だと思ったのですが、結婚できない男は最後まで結婚できない男として終わったのは、とてもよかったと思います。

桑野の食事シーンがとてもよい

このドラマで僕がもっとも気に入ったのが、桑野が一人で食事をするシーンです。食事シーンは全体の中でも回数が多く、1話冒頭の一人でステーキを焼いて食べるところから始まり、一人で焼肉、一人で自宅で手巻き寿司、などなど、色々な料理が出てきます。全てに共通するのが、どれもとても美味しそうでありながら、桑野がどこか寂しそうに食事をしている点。寂しさを紛らわすためなのか、精一杯自分では楽しんでいるように食事をするのも、哀愁を誘いとてもよいです。

食事以外にも、桑野が独身を謳歌しているシーンはなかなか面白いです。金にモノを言わせて帆船模型を買ったり、人生ゲームの復刻版を購入して夜に一人で楽しんだりする姿は、寂しくて涙が出る反面、ちょっと羨ましいような気もしてしまいます。

リメイクよりも、桑野信介をもっと見たい

このドラマ、2009年に韓国ドラマとしてリメイクされたようですが、個人的には桑野信介をもっと見たいと思ってしまいました。阿部寛はもはや既婚で結婚できない男ではないので難しいのかもしれませんが、続編があればいいのになぁ、と思わずにはいられません。

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