Hatena::ブログ(Diary)

ドミニオンの日々

2017-09-10

強カードの再評価 その4 元手

元手

財宝 コスト5

+6金

+1購入

このカードを場から捨てるとき、6負債を獲得する。その後負債をすぐ返済してもよい。


6金を生む代わりに6負債を負う、つまり実質的には1金も生まない財宝カードだ、と評価されがちな元手(5)ですが、さて元手とはいったい何なのでしょうか。

例えば結婚式(4+3d)のコストは実質7金であるわけですが、7金も出ないような序盤であっても買うことができます。同じく実質コスト8の大君主(8d)も初手から買えます。それはもちろん後払いを許されているからであって。

さて元手をプレイしたとき、6金が出て、その6金で好きに買い物をした後、残ったお金を6負債の返済の一部に充てることになります。例えば属州のコストは8金ですが、元手があればもう2金で属州を買え、その後6負債を負うことになるわけですから、これはつまりコスト「2金+6負債」のカードを買ったのと同じこと、つまり元手の効果を言い換えれば「買いたいカードのコストのうち6金までを負債に変換する」ということになります。

そう考えると、属州の購入にのみ元手を利用するつもりで回す元手ステロは、属州のコストを変換し、買ったあとはその負債の返済に充てるだけでいいため、元手の「位置」によってはかなりの速度が出る(http://d.hatena.ne.jp/hirotashi-domi/20160914)のも当然かと思えます。中庭(2)など、その位置の調整ができるカードがともにあればさらに。実際元手-中庭から入れば属州4まで12.7Tと出ます。元手を捨てずに済む元手-薬草商(2)の10.1Tには敵いませんが。

2017-09-04

移動遊園地+大君主

今日の一人回し。

某所で噂の強力コンボについて考察してみました。


移動遊園地(2)は買ったカードをすぐ次のターンに使えるようにするイベントですが、そのイベントに2金払う必要がある点がネックです。特に初手では、たとえ5金が出たとしても3金のカードを乗せられるだけなのでそれほど効果的とは思えません。


しかし、サプライに大君主(8d)があったら。そしてさらにコスト5の強力なアクションカードもあったら。

かなりの速度がでるんじゃないでしょうか。


例えば交易場(5)があったとき、次のターンで大君主を交易場として獲得した銀貨を返済に充てることで早めの返済が叶い、2周目に屋敷が減って銀貨の増えたデッキで始められる利点もあり、実測したところ属州4または属州3公領2まで12.3Tと出ました。

その他の実測結果は以下の通りです。


保管庫12.5T
大使館11.8T
建て直し12.1T
肉屋11.0T


それぞれ属州4または属州3公領2までかかるターン数の平均です。特に肉屋(5)の速度はとんでもないですね。

2017-09-03

強カードの再評価 その3 商人ギルド

1金しか出ないはずの商人ギルド(5)がどうしてこんなに強いのか。


例えばコイントークンを5枚持っているときに、手札が銅銅銅銀と商人ギルドの5枚だったとき、あわせて6金と、コイントークン2枚を払って属州と銅貨を購入したらどうなるかというと、持ちトークン数は2枚減った後に2枚増えるので増減しません。

これが手札が銅銅銅銀金の5枚だったら。もちろんちょうど8金で属州を買い、コイントークンは使わずに済みます。つまりこの金貨と同じだけの価値を商人ギルドが持っているということになります。そう、商人ギルドは実質的に3金の価値を持つと言えるのです。

さらに商人ギルドが強いのは重ね掛けしたときです。2枚プレイして3枚買えば2金出してコイントークン6枚得られるため2枚で実質8金、3枚なら3金プラストークン12枚で実質15金と、商人ギルドの枚数が1枚増える度にその1枚当たりの価値が1金ずつ増えることになるわけです。

コイントークン欲しさに買いたくもない銅貨を買うことが気になりますが、それでもいつでも使えるコイントークンの価値には敵いません。手札に望楼(3)があれば廃棄できることは言うまでもありませんが。

2017-08-29

強カードの再評価 その2 値切り屋・隠し財産・探検家


値切り屋(5)の効果には「コンボパーツを集めやすい」「庭園プレイ時にデッキを厚くできる」などもあるのですが、ここでは「属州を買い始めてからも金量が落ちない」点を取り上げたいと思います。

値切り屋をプレイしてあわせて8金を出し、属州を買いつつ金貨を獲得するということはどういうことなのでしょうか。もし値切り屋をプレイしていなければ6金しか出ず、これで金貨を買ったとすると、比較すれば属州1枚だけ損していることになります。つまり値切り屋を打ったことで金貨だけでなく属州1枚も得られたとすると、値切り屋の効果は「+8金・+1buy」と考えることもできるわけです。これは隠し財産(6)が場にあるときに8金で属州を買った場合も同じです。

さて探検家(5)です。もしも属州の公開に成功すれば、そのターンに何を買おうとも金貨がタダで獲得できるわけですから、そのターンに3金出せたこととコスト6の金貨も買えたと考えれば、探検家の効果は「+9金(!)・1buy」とも言えるでしょう。そりゃ強いわけで。

2017-08-27

今日の寄付 前哨地



寄付(8d)戦はつまらないからランドマークに選ばれても避けられる、なんて話がありますが、いやいや面白いですよ寄付戦。運の要素が絡まない以上、囲碁将棋のようにどこまで先読みできるかを競っているようで。

さて前哨地(5)です。初手5金に限定するとどうなるか。

1前哨地銅貨7屋敷3前哨地1
2寄付(銅貨4屋敷3廃棄)銅貨3前哨地1
3負債3を返済銅貨3前哨地1
3追加負債3を返済銅貨3前哨地1
4銀貨銅貨3銀貨1前哨地1
4追加銀貨銅貨3銀貨2前哨地1

ここまでは確定、以降はデッキが6枚を超えるため前哨地が打てなくなったりしますが、6金が出る限り金貨を3枚まで、出なければそこで寄付をもう一度買って銅貨3枚を廃棄することで、デッキを金貨3銀貨2前哨地1の6枚にできれば完成です。

これにより属州4枚または属州3公領2の24点になるまで、10.4Tと出ました。通常の寄付のみを使うパターンよりは少し早い程度ですが、1ターンに属州2枚買える可能性がある分だけ「最後の属州を買う」チャンスが増えると言えるでしょう。