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 ライトノベル読書感想メインで、稀に雑記を書いたりしてます。
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2007年11月28日(水)

[]スロウハイツの神様(下)

[著者:辻村深月/講談社 講談社ノベルス]★★★

既刊感想:(上)

スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)

スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)

 かつてチヨダ・コーキこと千代田公輝の心を救った匿名の投稿者、通称『コーキの天使 ちゃん』の存在。おそらく“彼女”だろうという予感はあって、実際その通りだったのだ けど……あぁ、そうか、そういう事だったのか……。公輝の奇人変人染みたあの行為も、 あの行為も、あれも、あれも、あれもあれもあれも! 全部“彼女”への想いが込められ たものだったのかぁ。一番最初の「お久しぶりです」の台詞から既に裏に深い意味が込め られたものだったのかぁ。いや、凄いなぁ。さり気ない仕込み方が本当にうまいなぁ。  想う相手にしっかり糸が繋がっているのに、繋がっている事実が互いに見えていなくて、 でも実はずーっと前から相思相愛で。公輝のこれまでやってきた事が明るみに出た時、も うどうしようもない気持ちで満たされてしまった。環が紡ぎ、環が解き、そしてまた再び 環が紡ぎ解き放ったスロウハイツの物語。最後も幸せな結末を見せて貰えて良かった。

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