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 ライトノベル読書感想メインで、稀に雑記を書いたりしてます。
 感想評点は個人的嗜好により★〜★★★の三段階で加点。
 極力避けてますが、軽くネタバラシしてるのがありましたらご容赦を。
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2007年12月08日(土)

[]トリシア、ただいま修行中!

[著者:南房秀久/イラスト:小笠原智史/学習研究社 エンタティーン倶楽部]★

既刊感想:トリシア先生、急患です! トリシア先生、奮闘中! トリシア先生、休暇中 トリシア先生、大手術!



 富士見ファンタジア文庫刊『トリシア先生』シリーズの関連作。主人公・トリシアの魔
法学校『星見の塔』での修行時代を描いた過去編。……うわ〜すげぇ懐かし〜なぁ。トリ
シアにレンにキャスリーンにアンリ先生、富士見ファンタジア文庫でのストーリーは色々
記憶から抜け落ちてるけど、主要キャラクターに関しては案外覚えてるもんだな。
 そういやトリシアは魔法習得はまるでダメでも“動物や精霊と話せる”という奇妙な特
殊能力があったっけなぁ、とか。かなりのトラブルメーカーだったなぁ、とか。レンはこ
の頃から割と報われない苦労人だったんだなぁ、とか。キャスリーンってこんなに傍若無
人だったっけ? とか。トリシアとキャスリーンが衝突しながら友情を育む辺りは凄く良
かったなぁ、とか。アンリ先生、もうちょっとこの問題児どもの手綱をきつく引き締めて
くれよ……とか。覚えてた事忘れてた事含めて、とにかく懐かしい感触で一杯だった。
 しかし、トリシアの魔法学校時代のトラブルエピソードってまだまだこんなもんじゃな
いと思うのだけど、これ一冊で卒業まで話が進んじゃったからなぁ。ちと残念だ。ただ、
この後の続きも二冊程刊行されているので、あれこれ思い返しながら追ってみたい。

[]ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い

[著者:西尾維新/イラスト:竹/講談社 講談社ノベルス]★★

既刊感想:『戯言シリーズ』感想一覧

ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)

ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)

 シリーズ最終巻。「王道でいこう王道で」「普通に終わらそう」「普通でいいんだよ」 「何事も普通が一番だ」「ハッピーエンド以外は認めねえっつーの」……哀川潤がいい事 言った! これら一連、私はシリーズ中で最上の名言だなーと思ったよ。だって、王道で 普通、そしてハッピーエンド……全部いーちゃんが渇望していたものじゃないかい?  玖渚友との関係。“最初からボタンを掛け違えていた関係”と称していたけれど、ボタ ンが存在するなら、そのボタンを掛けて受け入れる穴が存在するなら、一度全部外しても う一度正しく掛け直す事も出来る筈。それが可能かどうか……いーちゃんの変化と友の変 化でそれが実現出来るかどうか、そういう事を描いてみせてくれたんじゃないかなと、結 末に触れて思う。多くは語らずただ幸せな日常のみを切り取ったラストシーン。一目見て 安堵の溜息が漏れた。こうであって欲しいと願った通りに、素晴らしく良いものでした。