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 ライトノベル読書感想メインで、稀に雑記を書いたりしてます。
 感想評点は個人的嗜好により★〜★★★の三段階で加点。
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2007年12月12日(水)

[]六月はイニシャルトークDE連続誘拐 私立霧舎学園ミステリ白書

[著者:霧舎巧/イラスト:西村博之/講談社 講談社ノベルス]★★



 霧舎巧なる人物が作中に登場して、「真犯人は実は私でした」と名乗りを上げるのかと
思ってしまった(だって、このシリーズの『四月』と『五月』の本が作中に小道具として
使用されてたからさぁ)。まあそんなわきゃない。自分の当てずっぽうの浅知恵で正解を
掴めるわけもないさ。真相も真犯人も常に琴葉と棚彦の近辺に在った……という結末。
 しかしこの“直接本にネタを仕込む”って手法は凄く良かったな。全く気付けず驚かさ
れたし、二重の仕掛けに感嘆とさせられたし。自著作を物語の中に放り込んだりとか、物
語の進行と連動して本書の中に“遊び心”みたいなものが幾つも盛り込まれていて充分に
楽しませて貰えたかなと。最後に気になって残ったのは思わせ振りな“伝説の続き”……
って一体何だろう? 琴葉と棚彦の距離がもっと近付けば自然に見えて来るのかも。

既刊感想:四月は霧の00密室
     五月はピンクと水色の恋のアリバイ崩し

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