感想評点は個人的嗜好により★〜★★★の三段階で加点。
極力避けてますが、軽くネタバラシしてるのがありましたらご容赦を。
読書感想保管庫はこちら。
2007年12月15日(土)
■[読書感想]九月は謎×謎の修学旅行で暗号解読 私立霧舎学園ミステリ白書
[著者:霧舎巧/イラスト:西村博之/講談社 講談社ノベルス]★★
半分館モノで宝探し、あとの半分は遠距離の二箇所同時暗号解読。つまり三箇所同時進 行で、シリーズ中最も謎が複雑に絡まり縺れ合った内容になっておりました。さくさく進 めていたこれまでとの展開とは一線を画していて、じっくり腰を据えて読ませてくれる展 開でかなりの満足満腹感。まあ手掛かりと六枚の地図とを幾度も幾度も見比べながらの読 み進めだったもんで、途中で頭の中がこんがらがって煙が上がったりもしたけれど……。 三人の探偵による三箇所同時謎解き進行。関連性があるのは勿論分かっちゃいるんだけ ど、何せそれぞれが別々の行動を取っているので(棚彦となるさんは同じ京都だけど保は 神奈川だからねぇ)、「どうやって一本の線に繋がるんかな〜?」と興味津々。真相に至 るまでの過程が実に面白い。更にその繋げ方も巧妙で、最後にもう一押しのどんでん返し っぽい種明かしも良かったなと思う。前述の通り上々の満足感。ただ、どうもラストの締 めがあっさり過ぎなのはやっぱりちと不満。解決後のちょっとした余韻が欲しいなぁ。 既刊感想:四月は霧の00密室 五月はピンクと水色の恋のアリバイ崩し 六月はイニシャルトークDE連続誘拐 七月は織姫と彦星の交換殺人 八月は一夜限りの心霊探偵![]()
- 作者: 霧舎巧
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/09/07
- メディア: 新書
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (45件) を見る



