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 ライトノベル読書感想を書いたりしてます。
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2007年12月30日(日)

[]レインツリーの国

[著者:有川浩/新潮社]★★★

レインツリーの国

レインツリーの国

 同著作『図書館内乱』の中で登場した小説を実際に書籍化したもの。こちらを先に読め
ば事前情報が無い為ひとみの事が伏せられたままで楽しめるし、図書館内乱を先に読んで
いれば、小牧がどんな気持ちでこの本を薦め、手にした毬江がどんな思いでこの本に触れ
たのか、というのを想像しながら楽しめる。どちらからでも美味しくなるような仕組み。
 これはね、仮に自分が伸の立場だったらどうか? と思わず考えてしまって「ああ……
こりゃどう逆立ちしたって伸のようには振舞えないわ……」と思い知らされた(そもそも
見ず知らずの初対面メールでここまで押し広げられんよ)。いや、たとえ何かの間違か奇
跡が起こって直接対面まで進めたとしても、伸の「俺以外の奴だったら切れてる」の言葉
通り、やっぱりひとみのような女の子を持て余して逃げてしまうような気がする。
 共感を得たとしても、強烈に惹かれて「好き」という気持ちが湧き上がったとしても、
なかなか伸みたいには出来ない(ひとみの事を知ったら尚更)。それでも、どんなに衝突
しても擦れ違っても、第一印象のからの「好き」を切らずに捨てずに抱き続ける伸は本当
に「すげぇな」と思う。伸の言い分と、ひとみの言い分と、どちらの感情ともに痛い程よ
く分かるのだけど、私は大抵の場合ついつい伸の想いの方に引き寄せられてたなぁ。

十和十和 2008/08/13 10:27 こんにちは。私も「図書館内乱」を読んでこの「レインツリーの国」にたどり着きました。本当に伸はスゴイと思います。聴覚障害のあるひとみを障害者としてみたり、同情するということはしなかったんですよね。そういう事って相手の事ちゃんと思ってないとできない事なんじゃないかと思いました。
「レインツリーの国」を周りで知ってる人がいないのでこういう場で知っている人とお話できて本当に嬉しいです。

夢シャボン夢シャボン 2008/08/17 22:52 こんにちは 僕も図書館内乱を読んでこのレインツリーの国までたどってきました。伸は素直でまっすぐなとこに感心と憧れを持ちました!こんな器の大きい伸はすごいと思いましたが、ひとみは障害がある人にとって難関と思われる、しっかりと自分を見つめなおす時間をとり、改善していこうという意志がありまたすごいと思いました。この話について知っている人ともっとおしゃべりしたいと思います。

梨奈子梨奈子 2008/08/28 23:23 私も、『図書館内乱』から『レインツリーの国』にたどり着きました!小牧教官と毬江ちゃん、二人のやりとりが凄く好きで、『レインツリーの国』を読んだ後は、二人が相手をどれだけ思い合っているのかを感じて、より好きになりました。
伸の真っ直ぐな心や、前向きな所などにひかれました。同時に、ひとみの辛さも伝わってきて、最後がハッピーエンドでとても良かったです。
この本と出会い、今まで障害があるということの知識の少なさ、また、自分の無関心さに気付かされました。『レインツリーの』は、とても面白く、とても勉強になる本でした。
今回、『レインツリーの国』を読んだことのある方とお話しが出来て、これからも他の沢山の方の意見も聞いてみたいと思いました。
まるで、伸とひとみになった様な気分で、とても嬉しかったです。


http://black.ap.teacup.com/64memory/

椎菜椎菜 2008/09/10 18:53 こんにちは。私も、『図書館内乱』から「レインツリーの国」を知って読みました。
伸は真っすぐで、強くて、私も伸みたいに強くありたいと思いました。
それに、ひとみと伸は、真っ向から自分の言いたい事を、言っていて、そういうのって
やっぱり、信頼してないと、言えないと思う。
そこに、二人の絆が見えた。
とても、感動を感じることができたし、学ぶことができました。
梨奈子さんが、書いたみたいに、伸とひとみになった気分で、楽しかったです。
ありがとう。

ありのりありのり 2008/09/29 05:14 俺も「図書館戦争」からこの本を知った口です。何より一番印象深いのが「人は誰でも何かしらの悩みとか問題を抱えていて、でも結局それはほかの人には完全にわかってあげられない」ってことです。(まあ当たり前って言えば当たり前なんですけどw)
なのに好きな人にはそれを知ってほしくてそれが結局甘えとして外に出ちゃうんですよね。(よくわかります。自分も同じ轍を踏んだことがあるので)
自分が好きな人には自分のことを全部わかってほしいのに、それが思い通りに行かなくなるとつい癇癪を起こしてしまうのはまだまだひとみの恋愛偏差値にのりしろがある証拠だと思うので、これからの2人の行く末が楽しみです。

hisahisa 2008/12/10 07:48 十和さん、夢シャボンさん、梨奈子さん、椎菜さん、ありのりさん、コメント有難う
ございました。そしてそれにずっと気付けずにいて本当に申し訳ありません……。
もうここを覗かれる事は無いかも知れませんが、皆さん『レインツリーの国』という
物語が本当に好きなんだなぁ、という想いがコメントから強く感じ取れて、同じいち
読者として共感が得られて凄く嬉しかったです。もう一年近く前の事になるので、
また近い内(年内中)にでも再読してみたいなと思ってます。

夢シャボン夢シャボン 2009/08/14 12:09 いえいえたまたま覗いたら主さんのコメがあったので、思わずコメントしてみました^^超遅いのですが…(笑)

夢シャボン夢シャボン 2009/08/14 12:09 いえいえたまたま覗いたら主さんのコメがあったので、思わずコメントしてみました^^超遅いのですが…(笑)

智香智香 2009/08/23 15:11 私も、内乱を読んで「レインツリーの国」を知りました。
最初は、学校の読書感想文の本を探していたのですが、なかなかいい本がなくて。
そしたら、内乱に出てきた「レインツリーの国」って、実際に本が出てたなぁ・・・と思い、買いました。
正直言うと「耳の障害者の話でしょー?」っていうような軽い気持ちで買ったんです。
でも、実際読んでみたら、すっかりハマって読んでいました(笑
私は、将来介護士になりたいんです。
けれど、耳の障害って分かっているようで分かっていなかったんですね・・・。
正直ガックリしました。
それと同時に、私も伸みたいになれたらいいのにって思ってきちゃいました。
前向きで、明るくて、自分との違いがありすぎて(笑
ひとみと一緒で羨ましがりなんですね、私。。
私が言えない言葉をさらりと言えちゃう人ってすごく憧れちゃいます。
長文スイマセンでした。

楓 2009/09/06 20:41 「レインツリーの国」いいですよね☆
私は最初、図書館戦争を1巻だけ買って、金銭的な問題(笑 で、ずっと図書館通いだったんです。そこでこの本に出会いました。最初は題名に惹かれて、手にとってみると表紙に惹かれて。作者に関しては、基本的に作家さんは名前を覚えないので、アレ,見覚えあるな〜くらいでした。読み始めてみるともう止まらなくて。一気に読んだあとに、あぁ,なんか透明だなぁって。表紙を最初に見たときと同じ印象を読み終わった後に持ちました。
その後お金も回復し(笑 図書館戦争を2巻以降全部買って、あぁ載ってる!って嬉しくなっちゃいました♪毬江ちゃんじゃないですけど、「レインツリーの国」も文庫になったとき嬉しくてソッコー買っちゃったし☆いつまでも読み返したい、いい本に出会ったなって思いました。

ayuayu 2009/10/21 23:10 「レインツリーの国」友達に借りて、ハマりました!!
つい何度も読み返してます。こんな恋がしたいなぁ。。。と思ってしまいます(笑)
読んでて、疑問が二つありました。他に疑問に思った方、いるかなぁ。。。
一つ目は、最初の辺りに「いまじゃなきゃだめだった」っていう内容の文章があることです。
私が理解しきれていないのかもしれませんが、なんでその時じゃなきゃだめだったのか、一年前だとひとみがまだブログを始めてなかったからという理由で納得できるんですが、一年後でも繋がったのではないか・・・と思ってしまいます。
二つ目は、最後の文が「笑ってくれるはずだった」で終わっていることです。その先に「しかし・・・」と続きそうだなと思ったのは私だけでしょうか。
もし、私が理解しきれていないならば、教えていただけたら嬉しいです。また、もし続編があるなら、教えてください。
長文失礼しました。

ayuayu 2009/10/21 23:16 ごめんなさい。
ネット初心者なもので、ブログだと気付かず本の感想を書くページくらいのつもりで感想を書いてしまいました。
もし良ければ、主さんは上の二点についてどのように読まれたかを教えていただけたら嬉しいです!

本当に失礼しました。

hisahisa 2009/10/25 06:17 夢シャボンさん。智香さん。楓さん。ayuさん。コメントと『レインツリーの国』
という作品に対しての感想、本当に有難うございます。そして、またしてもずっと
見落としていて申し訳ありません……。もう私が感想を書いたのは2年近く前の事
なのですが、色々な方に愛されている作品だなぁというのを改めて実感しました。

あと、ayuさんへの返答ですが……ごめんなさい! 正直に言ってしまうと、物語の
細部を結構忘れてしまっていてハッキリ返答出来ないんです(何せ読んでから随分
経っているもので……)。でも、最近文庫版を買ったので、何時になるかちょっと
分かりませんが再読したら必ず感想をお返しさせて頂きたいと思ってます。

ayuayu 2009/10/27 21:00 ありがとうございます。楽しみにしていますね!

峰 2010/02/06 10:58 私は皆さんとは逆で、「レインツリーの国」を読んで「図書館内乱」を知りました
レインツリーの国はすごく、何かに気づかされる本で読んだときびっくりしました

伸行とひとみさんのメールのやり取りがとってもおもしろくて
そして 感動しました

私にとって一番の本です^^

莉緒莉緒 2010/07/14 17:03 私は「図書館内乱」から「レインツリーの国」を知りました!
これを読むと小牧や毬江の気持ちがよく解りますよね。
ひとみの想いも伸の気持ちも有川さんは本当に表現がうまいです。
憧れるなぁ!もう。

私の大好きな本です!

あいあい 2010/07/18 17:10 私は「図書館戦争」が大好きで「レインツリーの国」をしりました。
内乱でこの本のタイトルが出てきて凄いどんな内容か気になったので発売された時は凄い嬉しかったです♪

今日、本を買ったので早速読んでみます

fuwarifuwari 2010/09/25 13:48 はじめまして。
突然のコメント失礼いたします。
先日、、偶然にも「レインツリーの国」を読みました。
普段あまり本を読まないもので、、理解力がかけているのかもしれませんが、最後の文が「笑ってくれるはずだった」で終わっているところに、とても痒さを感じました。
この作品は、どんどんページが進み、
出会えてよかった!と感じています。
大好きなストーリーです。
が、感じてしまった疑問。
他の人はどう捉えたのだろう・・と思い、ここに辿りつきました。

この物語を真似ているわけではありませんが。。

コメントの中に、自分と同じ疑問を持ったayuさんが居たこと、
その後、hisaさんの再読の結果など、
教えていただければと思い、メッセージを送らせていただきます。

もし目にしてもらえたら、返事待ってます。

hisahisa 2010/10/13 22:49 ayuさん、峰さん、莉緒さん、あいさん、fuwariさん、
『レインツリーの国』感想へのコメント本当に有難うございます。
私はどうやら去年の今頃も同じような事を書いてたみたいですが……
反応遅くて本当に申し訳ないです。
と、思うのと同時に。もうこの感想書いたの3年近くも前なのですが、
今も尚覗いて頂けたりコメント残して頂けたりで、本当にこの物語を
好きな人が多いんだなぁと改めて実感しました。なんか嬉しいですね
(自分の感想見てくれる事より、この小説が「大好き!」という声が
聞こえる事が)。

で、文庫版『レインツリーの国』読みました。見てくれているかどうか
分かりませんが、私なりの解釈でayuさんやfuwariさんへの返答させて
頂きたく思います(↓へ続く)。

hisahisa 2010/10/13 22:49 一つ目。“いまじゃなきゃだめだった”というのは、
11頁(文庫版では)の「思いついたのが一年早くても一年遅くても駄目
だった。その年でなければ。そのときでなければ」の部分ですよね?

この直前や冒頭辺りで、伸が『これは運命だった』と述べている事から、
ひとみの事情がどうであっても、彼自身があの年あのときあの瞬間に小説
『フェアリーゲーム』の事を思い返さなかったら、きっとひとみと繋が
る事はなかった……と強く感じたからではないでしょうか。一年前でも一
年後でもなく、その年そのときにだけ、ひとみ繋がる事の出来るタイミング=
“運命”があった。そう思ったからこその“いまじゃなきゃだめだった”なのかなと。

ちなみにこの冒頭部分。伸がひとみと結ばれてから、彼が過去の“二人の原点”
を思い返しているシーンなんじゃないかなぁと私は思っています(↓へ続く)。

hisahisa 2010/10/13 22:50 二つ目。最後の文の「笑ってくれるはずだった」の事ですが、
私は「笑ってくれるはずだった」=「笑ってくれるに違いない」と
思いながら読み切りました。確かに文章的には「しかし…」となりそうな
雰囲気もありますが……そこはまあ、二人のハッピーエンドを信じて、
という気持ちが大きかったので。

ひとみはこの時、今より先の“未来”を思い、確信に満ち溢れて
「伸ならきっとこうしてくれる」と断言しています。
これは髪で補聴器を隠し、健常者の視線を気にして怯える様に日々の生活を
送っていた以前のひとみとは明らかに違う姿であり、伸と共にひとつの困難を
乗り越えた彼女の成長の証なのではないかと、そんな風に思いました(↓へ続く)。

hisahisa 2010/10/13 22:50 三つ目。続編はおそらくないかなと。私は上記にように見事なまでの
ハッピーエンドと感じたので、ここまででいいかなと思いました。
きっと伸とひとみが好き合えば合う程、衝突する機会が更に多くなりそうな
気もしますが、そういう過程を経て絆も深まってゆくのではないでしょうか……
なんて二人の未来を想像するのもまた楽しいものです(↓へ続く)。

hisahisa 2010/10/13 22:51 ……なんかだらだら長ったらしい上にまとまりなくて済みません。
でも、文庫版読了した直後にがーっと書き上げたので、気持ちは
入っている……と思います。こんなとっ散らかった文章に、
もし目を通して頂けたなら幸いです。

3年前に読んだ時とは違う“何か”を感じ取れたような気がします。
多分それが一番の収穫。そして「有川さんが描く恋愛話が大好きだ!」
と改めて実感させられました。

図書館戦争、そろそろ文庫化しないかな?

koyakoya 2010/11/02 11:27 はじめまして。
突然の書き込み失礼します。
ただこの本の影響か、このサイトを見ると書いてみたくなりました(笑)

自分は最近有川さんの作品に触れることができ、
この人の作品をとにかく読みたい!って思った時に
偶然「レインツリーの国」を見つけ読みました。

自分みたいな人間にはうまく言葉にできませんが
本当に素敵なお話ですね。
一気に読み切りました。

難聴というものを誰もが持っているコンプレックスの一つ、
という感じが良いなぁと思いました。
もちろん難聴のせいでたくさん辛いことがあったはずですが
あまりそこには触れていないのが同情を生まない書き方だと勝手に感じました。

そしてhisaさんを中心に色々な方の感想を拝見しまして
「なるほどなぁ」、とか「そうそう」とか思うところがたくさんありまして・・

あ、いつのまにか長文になって失礼しました。
本当はもっとたくさん書きたいですがさすがに止めます(笑)
突然稚拙な文章書かせていただきありがとうございました。

hisahisa 2010/11/03 21:46 koyaさん、コメント有難うございます。
結構過去に埋もれかけの感想記事なのに、読んで頂けて嬉しいです。
再読して色々思う事があって勢い任せでコメント欄に書いてしまいましたが、
前とは違う感覚で読めた部分もあったので、やっぱりもう一度読んで良かったですね。

RIERIE 2010/11/04 04:57 始めまして、検索サイトで『レインツリーの国』でヒットして感想を拝見しました。
何気なくコメントも読んでいくうちに、私と同じように
最後の一文「〜だった」について気になっている人がいた!という驚きと嬉しさ(?)についコメントを書いてしまいました(笑)

こんな風に同じ感想を持ってた人がいるってことを知れてよかったです。
何といいますか、ありがとうございました。

hisahisa 2010/11/05 23:51 RIEさん、コメント有難うございます。
結構最後の所を気にされている方がいらっしゃるんですね〜。
実は私は、一度目の時はあまり気にせず読み終えたので、
「そういう感想もあるんだなぁ」と新しい発見が出来て嬉しく思いました。
感想や皆さんのコメントに共感して頂けたなら幸いです。

ayuayu 2014/05/27 00:11 hisaさん、お久しぶりです。以前コメントさせていただいたayuです。
3年半越しで、質問への回答を読ませていただきました。
ご返答いただき、ありがとうございました!!
どの回答に対しても、なるほど〜と思わせられました。とてもすっきりしました。本当にありがとうございます。
レインツリーの国、何度も何度も読み返していたころから3年ほど経ってしまいましたが、近々また読み返したいと思います。
hisaさんと同じく、3年前とは違う”何か”を感じ取れたらいいなぁ…と思います。

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