●SIDE ONE● このページをアンテナに追加

 ライトノベル読書感想メインで、稀に雑記を書いたりしてます。
 感想評点は個人的嗜好により★〜★★★の三段階で加点。
 極力避けてますが、軽くネタバラシしてるのがありましたらご容赦を。
 読書感想保管庫はこちら

2008年01月01日(火)

[]マリア様がみてる フレーム オブ マインド

[著者:今野緒雪/イラスト:ひびき玲音/集英社 コバルト文庫]★★

マリア様がみてる フレームオブマインド (コバルト文庫)

マリア様がみてる フレームオブマインド (コバルト文庫)

 シリーズ第28巻。雑誌Cobaltで掲載された番外編を纏めた短編集。時期的には前巻の半 日デートイベントの少し前。現在から写真に秘められた幾つかの過去の出来事を遡ってゆ く展開。主役は蔦子、正確には蔦子が整理している写真達。短編集なんだけど、過去エピ ソード群を繋ぐ『フレーム オブ マインド』の存在によって、一本線の通った仕上がりに なっている。その辺りの構成が実に巧いなぁと思う。あと軽い事件性を持たせた内容にな っているので、「一体誰の落し物か?」という謎を追いながら楽しめたのも好感触。  そこだけ切り取られた風景――写真を見ただけではおおよそ窺い知る事の出来ない込め られた想いの数々。特に印象に残っているものを挙げてみると、ダントツだったのが『不 器用姫』。マリみての中で、こんな風に最後まで直接痛みが残るものって滅多に見られな いよな〜。そういう意味で凄く心惹かれたエピソード。それから『四月のデジャブ』。リ リアン女学園での“姉妹”という常識を逆手に取った演出が実に良かったなと。  既刊感想:『マリア様がみてる』感想一覧

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hisa/20080101/1199197245