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 ライトノベル読書感想メインで、稀に雑記を書いたりしてます。
 感想評点は個人的嗜好により★〜★★★の三段階で加点。
 極力避けてますが、軽くネタバラシしてるのがありましたらご容赦を。
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2008年01月03日(木)

[]ゆうなぎ

[著者:渡辺まさき/イラスト:山田秀樹/ホビージャパン HJ文庫]★

ゆうなぎ (HJ文庫 わ 1-2-1)

ゆうなぎ (HJ文庫 わ 1-2-1)

 何気に初HJ。富士見ファンタジア文庫刊『夕なぎの 街』シリーズの続編……ってこの本のあらすじにもあと がきにも何処にも書いてないんですけど! 私、他の方 の感想を読むまでその事全く知らなくて完璧にスルーし ちゃってたよ……。しかしずっと前から続編を望んでた とは言え、さすがにこれだけ期間が開いては記憶すっ飛 んでしまった箇所も多いなぁ。で、小説手元に無いので 自分の感想や検索手掛かりに思い返してみたり。  ん〜。前のシリーズ2作を記憶から掘り起こし、今回 の新作を読了した感触。「これが“初ゆうなぎ”の人に は受け入れ難い部分もあるかも?」。いや、サヨリが自 動人形って事さえ曖昧にされたままだったらどうしよう、 って途中まで本気で心配してたもん。  この物語を楽しむ為にあった方が良い情報はちゃんと 得られるけれど、「もっと深入りしたい!」という欲求 を満たすまでには至らない。例えば、マイカの“取替え っ子”の件とかコウの“錬金術”の件とか、あとはこの 物語の舞台背景設定とかね(その辺実は前の2作で語ら れてるんだけど)。HJ文庫の方でシリーズとして続い てくれたら何より嬉しいし、そうなれば仕切り直しの意 味で上記のような足りない要素も徐々に埋めて行ってく れるんじゃないかな? そうあって欲しい。……あ。以 前と「同じだ!」と思った事がひとつ。料理の描写が出 ると無性に食べたくなる。そして呑みたくなる。これは いいね。  関連感想:夕なぎの街 十八番街の迷い猫              夕なぎの街 こころのかけら

[]マリア様がみてる キラキラまわる

[著者:今野緒雪/イラスト:ひびき玲音/集英社 コバルト文庫]★★



 シリーズ第30巻。前巻で謎だった部分の解答編も兼ね
ての遊園地デート編。或いは祥子さまリベンジ編。そう
いや何で進学先のリリアン大学を既に合格している祥子
が今更勉強なんてしてるのか? 前巻解かれなかった謎
がこれ。あとがきによればピンと来た人は結構あっさり
分かったらしい。私は「まさかの進学先変更、とか……
?」なんてそりゃ幾ら何でも見当違いだろ、とか自己ツ
ッコミ入れたくなる程の考えしか浮かばず。でも今回の
あらすじ見たら「あ〜そういう事ね」と直ぐに分かった。
同時に「え……だ、大丈夫なのかしら?」とも思った。
ほら、答えその通りなら祥子は当然実行に移す訳で……
ねえ?
 ……と、心配だった事。結果を言えば全くの杞憂でし
たと(祐巳や祐麒はかなりビビってたけど)。しかし別
の心配事が幾つも浮上。遊園地イベントは予想に反して
わいわい明るく楽しく、とは行かず。ペアを組んだ誰も
彼もが不安やわだかまりを抱えてしまっていて、ボタン
の掛け違えをなかなか直せないような、掛け違えた事に
気付いているのに直すのを躊躇っているような、そんな
感じ。あっちもこっちも心配で目が離せなくてもどかし
い気持ち。とは言え、いつまでも引き摺らないのが彼女
達の持ち味で、『元の鞘に収まり』『雨降って地固まる』
のも予想の範疇。まあ色々同時に重なってたのでホッと
したよ。

 既刊感想:『マリア様がみてる』感想一覧

[]マリア様がみてる 薔薇の花かんむり

[著者:今野緒雪/イラスト:ひびき玲音/集英社 コバルト文庫]★★★

マリア様がみてる 薔薇の花かんむり (コバルト文庫 こ 7-55)

マリア様がみてる 薔薇の花かんむり (コバルト文庫 こ 7-55)

 シリーズ第29巻。祐巳が祥子と姉妹になってから数え てシリーズも29冊。ここまで重ねて遂にというのかな? 卒業間近で祥子が離れつつある雰囲気は数巻前くらいか らあったのだけど、今回ハッキリと明確に“世代交代” の流れを感じ取る事になった。  大きな要素は勿論祐巳と瞳子の姉妹誕生の儀式。ここ に至るまで長かった……ほんっとうに物凄く長かった……。 それだけに、最高のシチュエーションでのロザリオ受け 渡しの儀式を目の当たりにした時は、感動も喜びも嬉し さもひとしおで。ただ、幸せな気持ちではあるのだけれ ど、祥子との別れが目前に迫っている事実をふと思い出 すと、急に寂しさが込み上げてきたりも。祐巳と瞳子が 正式に姉妹になった後は、余韻に浸る間もなく三年生を 送る会と山百合会でのお別れ会が立て続けに開催され、 あっという間に過ぎ去って行ったので、迫る卒業の別れ に対して余計寂しさが募ってしまったのかも知れない。  既刊感想:『マリア様がみてる』感想一覧