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2008年01月03日(木)

[]マリア様がみてる キラキラまわる

[著者:今野緒雪/イラスト:ひびき玲音/集英社 コバルト文庫]★★

マリア様がみてる―キラキラまわる (コバルト文庫)

マリア様がみてる―キラキラまわる (コバルト文庫)

 シリーズ第30巻。前巻で謎だった部分の解答編も兼ね
ての遊園地デート編。或いは祥子さまリベンジ編。そう
いや何で進学先のリリアン大学を既に合格している祥子
が今更勉強なんてしてるのか? 前巻解かれなかった謎
がこれ。あとがきによればピンと来た人は結構あっさり
分かったらしい。私は「まさかの進学先変更、とか……
?」なんてそりゃ幾ら何でも見当違いだろ、とか自己ツ
ッコミ入れたくなる程の考えしか浮かばず。でも今回の
あらすじ見たら「あ〜そういう事ね」と直ぐに分かった。
同時に「え……だ、大丈夫なのかしら?」とも思った。
ほら、答えその通りなら祥子は当然実行に移す訳で……
ねえ?
 ……と、心配だった事。結果を言えば全くの杞憂でし
たと(祐巳や祐麒はかなりビビってたけど)。しかし別
の心配事が幾つも浮上。遊園地イベントは予想に反して
わいわい明るく楽しく、とは行かず。ペアを組んだ誰も
彼もが不安やわだかまりを抱えてしまっていて、ボタン
の掛け違えをなかなか直せないような、掛け違えた事に
気付いているのに直すのを躊躇っているような、そんな
感じ。あっちもこっちも心配で目が離せなくてもどかし
い気持ち。とは言え、いつまでも引き摺らないのが彼女
達の持ち味で、『元の鞘に収まり』『雨降って地固まる』
のも予想の範疇。まあ色々同時に重なってたのでホッと
したよ。

 既刊感想:『マリア様がみてる』感想一覧

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